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【イベントレポート】UIターンサポートプログラム冬編

2月18日~2月19日に開催した、つるおかUIターンサポートプログラムの冬フィールドワーク。今回は、8名の方がご参加くださいました。雪国鶴岡の暮らしや、まちづくりに取り組む方々・先輩移住者との交流をしていただきました。2日間の様子を、移住プロモーターがお伝えします!

DAY1:2月18日(土)


■オリエンテーション@鶴岡駅前FOODEVER
初めましての参加者の皆さんと、自己紹介を兼ねたオリエンテーションを行いました。神奈川や千葉など、遠方からの参加者も。(リピーターの方もいらっしゃいました!)冬の鶴岡へようこそ。

■カクギンとの交流
鶴岡銀座商店街で、イベントやコワーキングスペースdadaを運営する株式会社カクギン/代表取締役の鈴木さんからお話を伺いました。毎年大人気の「ぎんざぱんまつり」は、市内外のパン屋さんが出店し約6,000人の入場者数を誇る、銀座通りの一大イベントです。その他、市内の農家さんから規格外の野菜を引き取り、「oos」という名前でコールドプレスジュースを作る取り組みもされています。

■銀座通り・山王商店街の散策&鍋の買い出し
夜の交流会に向けた、鍋の具材を2グループに分かれて買い出しに行ってきました。2月中旬の鶴岡は、寒さが和らいで雪も解けてきていたのでまち歩き日和でした。お肉チームは、「長南肉屋」さんまでお買い物へ。途中で、鶴岡名物「あんだま」やUIターン移住の岡部さんが営む「千一珈琲」で寄り道。山王商店街は、電柱を地中化した景観の美しい通りです。参加者同士、歩きながら交流を深めていました。

目的地の「長南肉屋」さんに到着。揚げたてのコロッケとお肉を購入!

■鍋を囲んだ交流会
今回の交流会の会場は鶴岡駅近くでオープン準備中のゲストハウスをお借りしました。ゲストハウスのオーナー・松崎映さんから、セルフリノベーションの様子などのお話を伺いました。広々としたゲストハウス、オープンするのが楽しみです。交流会では、まちぶらでゲットしてきた食材を使ったお鍋と、庄内の美味しいお酒をいただきました。すっかり打ち解けたみなさん、鶴岡に関心を持った経緯など色々な話で盛り上がりました。

最後に記念撮影、皆さん良い表情です!

DAY2:2月19日(日)

■大鳥地域でかんじきトレッキング
大鳥地域をアテンドしてくださった田口さんは、大鳥地域に移住して10年のベテラン移住者です。移住してから狩猟免許を取得されおり、普段から狩りをされている猟場を案内していただきました。かんじきの履き方を教わり、雪の壁を登っていきます。2月中旬でも、高いところでは2メートルほど雪が積もっていました。歩いている途中で、かんじきが脱げてしまった方の足が深く雪にはまってしまい、かんじきの偉大さを感じました…体重を分散してくれるかんじきは、山暮らしには必要不可欠なアイテムですね。田口さんが運営する「大鳥てんご」では、採れたての山菜やお米を購入することが出来たり、田口さんが取材された聞き書きを読むことができます。ぜひご覧ください。

■つきたてのお餅と熊汁ランチ
トレッキングの後、お昼ご飯用のお餅をキネとウスでつきました。実は、10月に実施したオンラインオリエンテーションで「好きな餅の味付け」が話題になったことから、実際にプログラムに採用になった経緯があります。参加者の方の声が反映されやすい移住体験プログラムですので、鶴岡でこんな暮らし体験をしたい!という思いがある方はぜひ、つるおかUIターンサポートプログラムにご参加ください。

■先輩移住者との交流
移住者インタビューNo.53で取材した、伊藤桃与さん。山梨県出身で、東京の美術大学に進んだのちに大鳥地区に移住されました。庄内・鶴岡の自然を作品に活かした、「映像絵画」の制作や、地域で伝わる伝統芸能を映像で記録する取り組みをされています。伊藤さんの詳しい鶴岡移住後の暮らしについては、移住者インタビューをご覧ください。

■空き家リフォームをされたお宅を見学
大鳥をあとにして、黄金地区に移住された佐久間麻都香さん、・拓也さん夫妻を訪問しました。空き家をリフォームし、薪ストーブがあるあたたかいお宅でした。ヤギやガチョウ、ニワトリなどを広い敷地の中で飼育されています。また、麻都香さんは1blue株式会社を立ち上げ「庄内柿」を使ったナチュラルエナジーバーを製造販売されています。移住者インタビュー№9で佐久間さんご夫妻の移住生活についてご紹介していますのでぜひご覧ください。

3/4 プログラムの振り返り@ZOOM

秋と冬2回開催した、今年度のつるおかUIターンサポートプログラムは、計15名の方からご参加いただきました。3月4日にオンラインで振り返りをしました。プログラム参加後のみなさんの心境の変化や、今後どのように鶴岡と関わっていきたいかなど一人ずつお話していただきました。

●Aさん(20代)
今後いろんな人と話していきたい。多様な人と話し、生き方、暮らし方を知り、考え方が広がった。

●Bさん(50代)
人とのつながりを大事にし、新しい鶴岡を知りたい。直接会って話すことが大事だと感じた。
「こんな人いるんだ。こんな話ができた。」という新たな出会いが新鮮でよかった。

●Cさん(30代)
商店街についてもっと知りたい。防災の資格があるので、災害に強いまちづくりの観点で関わっていけたら。

●Dさん(20代)
いつでも帰って来れるアットホームな場所にしたい。一度きりの出会いにしたくない。鶴岡は第2の故郷に感じている。


ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。つるおかUIターンサポートプログラムは、来年度も開催する予定ですので「鶴岡を知るきっかけ」として参加してもらえたらと思います!

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