移住先としての鶴岡市の魅力をPRするための動画を制作しました。 3月下旬の本編公開に先立ち、「予告編」を公開します。
【本編共通ストーリー】 縁もゆかりもない「鶴岡」に移住してきた主人公「りゅうじ(演:アフロりゅうじ)」。豊かな食と温かい人々に囲まれ、日々の鶴岡暮らしを満喫します。
【本編内容】 鶴岡「まち暮らし編」と「さと暮らし編」の2本を公開予定です。
移住先としての鶴岡市の魅力をPRするための動画を制作しました。 3月下旬の本編公開に先立ち、「予告編」を公開します。
【本編共通ストーリー】 縁もゆかりもない「鶴岡」に移住してきた主人公「りゅうじ(演:アフロりゅうじ)」。豊かな食と温かい人々に囲まれ、日々の鶴岡暮らしを満喫します。
【本編内容】 鶴岡「まち暮らし編」と「さと暮らし編」の2本を公開予定です。
JOINのホームページで詳細は近日公開予定です。
2021年3月13日~14日(日) 開催時間:10:00~18:00に変更
※鶴岡市は14日(日)にオンライン出展します。
場所:オンライン開催
料金:無料
「地域おこし協力隊」という制度をご存知ですか?
人口減少や高齢化の進行が著しい地方において、主に都市部からの人材を積極的に受け入れ、地域活動を行ってもらい、その地域に定住することで地域力の維持・強化を図る制度であり、現在約5500人の地域おこし協力隊が全国で活動しています。
今回は、2018年1月鶴岡市温海地域福栄地区に地域おこし協力隊を経てJターン移住した古舘由隆さん(40代)にお話を伺ってきました。
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古舘由隆(ふるだて よしたか)
1973年岩手県盛岡市生まれ。東京で旅行雑誌を扱う会社に勤務後、仕事を通じて来ていた本市温海地域に、地域おこし協力隊として2018年1月にJターン着任。温海地域の温海川地区に自生するクスノキ科の落葉低木「クロモジ」をつかった「くろもじ茶」を販売する「ばんどりや。」店主。
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(温海地域の秋を感じる山々)
―仕事で地方に来たときに感じる大自然
Q.東京での暮らしはどのようなものでしたか?
A.「地方で暮らしている中で、知らず知らずのうちにどこかへ行った際の羅針盤になっていた山々。どこにいても山が見えるから、自分は今どこにいるかわかるし、山の色づきを見て四季を感じることができていました。東京で暮らしていると、周りを見渡せば高層ビルばかり。自然と触れ合う機会もなく、仕事も忙しくテレビを通して季節が変わったことを知るようなときもありましたね。」
仕事で地方にいくことで、赤や黄色に紅葉が色づいている山肌を見て秋を感じたり、雪景色を見れば冬を感じたり、季節を感じて帰ってくる。自然が多いところを営業で回っていたこともあり、そうした自然を感じることのできる生活によさを感じたのだそうです。
(休日には趣味の釣りを楽しんでいた古舘さん)
―東北6県の移住相談会が鶴岡に来るきっかけに
Q.移住に関してはいつ頃から考え出しましたか?
A.「東京の会社勤めが10年目となる2017年のはじめくらいからです。インターネットで「移住」と検索したときに、「地域おこし協力隊」という言葉が出てきて、最初はボランティアかと思いました。(笑)」
総務省で地域おこし協力隊の募集をまとめている「JOIN」のホームページを見て、いろいろな地域で募集をしていることを知った古舘さん。どこに行ったら良いかと悩んでいると、その年の7月に東北6県が出店する移住フェア「第1回東北U・Iターン大相談会」が開催されるということで足を運びました。
その際にブース出展していた鶴岡市の移住コーディネーターの話を聞き、鶴岡市に興味をもつようになります。その時に教えてもらった情報や、市のホームページなどで、鶴岡市のことを調べたりしながら、面接を受けて内定をいただき、2018年1月に温海地域福栄地区の地域おこし協力隊に着任します。
(古舘さんの活動地域である木俣集落支援センター)
―福栄地区に来て最初に会った「第一村人」が、雪下ろしをしている大家さん
Q.はじめて来たときの福栄地区はどんな印象でしたか?
A.「辺り一面が雪の壁に囲まれた居住予定の家の前に到着すると、屋根の上で雪下ろししている大家さんと初めてお会いしました。これはとんでもないところに来たなというのが第一印象です。(笑)」
人里に入れば少しは雪が浅くなるかなと思えば、進めば進むほど雪が壁のように豪雪地帯になってきて想像以上の雪。着任した年は極端に雪の多い年だったので、毎日が、雪かきの連続で、朝起きると家の周りで除雪車が走り、その音が骨身に伝わってきて、福栄(地区)に来てから1年目が一番生活が大変な年だったとか。また、太平洋側の地元の岩手と違って、日本海側の冬は太陽があまり見られないということも驚きだったそうです。
少し大変な雪国での暮らしだからこそ、地域で暮らす上で自然に身に着いた雪下ろしの技術。雪下ろしは屋根に登って行うのですが、瓦が見えないように雪を少し残した状態で下ろさないと、瓦でツルッとすべってしまうんだとか。また、その地域のルールを受け入れられるかどうかで、環境や住みやすさは変わってきます。
「家の玄関を開けるとすぐ階段があって、2階に上がるのですが、ある朝起きたら2階の部屋の前におすそわけの冷凍アナゴが置いてあって、『ここまでは外だったか』とびっくりしました。」
(温海地域の伝統民族芸能「山五十川歌舞伎」の隈取り体験)
―住みたい場所に住むより、住んだ場所を好きになる
Q.移住先を選ぶ上でのアドバイスを教えてください。
A.「住んだ地域のダメなところを探すのではなく、いいところを見つけられるかが、そこに住む上で大事なことかなと思っています。住みたい場所に住むより、住んだ場所を好きになる、福栄地区はそういった意味で、好きな場所を探す必要がなくて、生活する日々の中でその瞬間が訪れる。人々の生活と自然が調和した素敵な景色が、自然と目に入ってくるのです。それは3年経った今も変わりません。車での通勤の際に、何気ない風景やいつもの天気とかでも同じ景色だということが未だになくて、日々その景色に感じ入るところがあります。中でも、集落の家々の薪ストーブの煙突から上がる煙で、ガスがかかった山々が幻想的で目を奪われる瞬間がすごく多くて飽きないです。」
ちょっとぶっきらぼうな物言いのひともいるけれど、とても優しい集落の人たち。
こちらに来て、気づけば太ってしまったくらいおいしいご飯。
精神的に豊かな暮らしをしたいと思うときに、鶴岡はすごく良い場所だと古舘さんは語ります。
「ぜひ自分がよいと感じるところをたくさん見つけて欲しいです。それは自然だけでなく、人に対しても探して欲しいし、自分と違う文化・習慣というのを感じて欲しいです。楽しく生活できると思います。」
(情報発信のミッションとして毎月の発行を協力していた「福の里通信」)
―地域おこし協力隊としての活動について
Q.地域おこし協力隊としてどのような活動を行ってきましたか?
A.「3年間のミッションは主に情報発信です。一年目は地域情報誌「福の里通信」の発行を協力したり、Facebookページでは「福栄しょ」を更新したりしていました。地域の人を取り上げることは、地域の方に喜ばれて嬉しかったですね。2年目はこれらの活動に加えて、食と農のビジネス塾(主催:地域定住者育成コンソーシアム)に通うことで、「農」に関することついての学びを深めたり、福栄地区だけでなく、温海地域に活動を広げて地域イベントの運営協力や講演会なども行いました。」
地域のイベントに参加して福栄地区のことを発信することで、人や場所を知ることができ、初年度は地域のことを理解できた1年になったようです。その後、地域に自生している「クロモジ」を使って商品を開発。温海地域や福栄地区の方と関わりを深めていきます。
―市内のキャンプ整備ではじめて「クロモジのお茶」を口にする
Q.「くろもじ茶」の製作のきっかけは?
A.「2019年市内で行われたキャンプ場のイベントに参加した際、参加者の方から教えていただいて、クロモジの葉を煮出して作った茶を味わったことがきっかけです。」
クロモジに興味を持って調べていくと、温海地域でも自生していることを知ります。山の所有者から許可を得て採取し、隣町にある加工施設に相談しながら商品加工に挑戦。煮出し用の袋に入れて商品化することに。
このクロモジは口に入れたときにスーッとする香りが特徴的で、日本固有種であることから、和ハーブとも言われ、疲れをリフレッシュするのにも良いと言われています。
「その年の10月に行われたつるおか大産業まつりで、透明の袋に「クロモジ茶(※この時はまだカタカナ表記)」と書いた少し怪しげな袋で販売をしたところ・・・これが結構売れました。この時の経験が今後も広まっていくという自信になりましたね。」
これに続き、その年12月に東京・西葛西駅で2日間行われたつるおかの観光と物産展でも、持参した50袋の「クロモジ茶」はほぼ完売。首都圏でもいけるなら、これは全国における福栄地区の特産品としていけるというさらなる実感に繋ったそうです。
こうして様々な努力の末に、2020年8月にネットショップ「ばんどりや。」を開設。「くろもじ茶」として販売開始します。
(同じ地域おこし協力隊の仲間がラベル製作)
(この場所の地域資源クロモジを両手に)
―「くろもじ茶」を通して地域の方に恩返し
Q.今後はどのように活動していきたいですか?
A.「3年前に右も左も分からず福栄地区にきて、これまで支えてくれた福栄地区のみなさんに恩返していきたいです。個人的にいいものを作っているから買ってくださいというのは自分だけのエゴ。でもその地域の素材を生かした特産品は地域のPRにも繋がり、そこに住んでいる人が潤ったり、そこに住む人に笑ってもらえたりできるような取り組みです。」
1,2年目は「地域おこし協力隊だから手伝ってくれ」と言われることが多かったけれど、3年目となった今は「古舘、手伝ってくれ」と名前で呼ばれるようになった古舘さん。今では、役員ではないけれど、地元の役員会に毎月呼ばれて参加したり、「くろもじさん」と呼ばれることもあるのだとか。
地域貢献できる仕事はファンが集まってきてくれる。「くろもじ茶」はそんな古舘さんの思いや地域を応援してくれる人たちが形となったものなのかもしれません。
誰も目をつけなかったらただの山の一部の木だったクロモジも、古舘さんによって「くろもじ茶」に形を変えることで、地域の明るい話題になってきていているようです。今後の古舘さんの活動に福栄地区の発展への期待がかかります。
写真協力:古舘由隆
写真・文:伊藤秀和
今回の移住インタビューは、2019年3月に京都府からご家族でJターンされた新堀貴美さん(43歳)にお話しを伺いました。
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新堀 貴美(にいぼり きみ)
山形県庄内町生まれ。ツバメ雑貨店 店主 / 鶴岡ふうどガイド
高校卒業後、京都の大学に進学。卒業後は大手アパレル会社に就職し、ショップ店員を経験。その後、老舗和装小物の会社に転職。雑貨事業(スーベニール株式会社)の立ち上げや店舗MDなど14年間携わる。2019年3月に夫・子ども2人と共に鶴岡市にJターン。2020年6月、自宅内に、「ツバメ雑貨店」をオープン。リノベーションした自宅の1階を一部開放し、食器をメインとした販売や、レンタルスペースの運営を行っている。
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Q:新堀さんは当市に移住する前はずっと京都にお住まいだったのですよね。
A:はい。高校卒業後は関西に行ってみたいという思いがあり、京都の大学に進学しました。雑貨屋が小さい頃からの夢だったので、就職活動では雑貨屋さんを探したのですが、当時の雑貨屋さんでの募集はアルバイトしかなくて(笑)。それでも雑貨屋さんで働いてみたいと思い、まずはアルバイトの売り子からはじめました。次に大手のアパレルメーカーで2年ほどショップ店員をして、和装小物も扱っている京都老舗の草履やさんに転職しました。
経理事務での採用でしたが、後の3代目社長が、新たに雑貨事業をはじめるというので、販売スタッフの指導経験もあった私に声がかかったことが転機となりました。はじめは3人でスタートしたその事業(後のスーベニール株式会社)でしたが、商品の企画開発や店舗レイアウト・販売まで手掛ける店舗MD(マーチャンダイザ―)として、ブランディングに総合的に携わることができました。その間に結婚をして、2人の子供を育てながら、移住するまでの14年間、仕事を続けました。
Q:いつかは地元に戻りたい気持ちはありましたか。
A:実は…元々全然帰ってくる気はなかったんですよ(笑)。「うちの子は京都に魂を売ったからもう帰ってこない」と親が周りに言っている位、それこそ帰省もしないし、子どもが産まれるまで年に1回すら実家に帰らない程でした。ずっと京都で暮らしていくつもりだったので、夫婦で京都に一戸建てを購入して住んでいましたので、移住を決めたことを話した時は、親はもう驚きでひっくり返ってましたね(笑)。「夫婦で仕事辞めて移住だなんて。こっちにきてからどうするつもりなのか。」って心配されました。
Q:移住を考えたはじめたきっかけは何ですか。
A:移住する3~4年位前でしょうかね。地元の友人が楽しそうなことをいっぱいやっているようだなって、FacebookとかInstagramで見ていて気になりはじめました。そのなかでも、当時開催されていた「Show Night」というアウトドアイベントに「めっちゃ行きたい!」と心を動かされたのが一番かもしれません。地元の同級生が「Show Night」に出店している様子を京都から見てすごく行きたくなりました。結局行けなかったのですけど、面白そうなことをやっているな~と。
元々夫婦ともにフェスやアウトドア、海が好きで、京都に住んでいた時も、休日は家族で海のある淡路島や四国に行ったり、大規模なキャンプイベントにも参加したりしていました。だから「Show Night」を初めて見たときは衝撃でした。「(庄内でも)やってんじゃん!」って(笑)。
フェスなど、予め用意されている大規模イベントに参加するのも魅力的ですが、性格的にはじめから創りあげていく過程がとても楽しい!と思えるタイプなので、「Show Night」の活動に実際にかかわってみたいな、と思ったのです。
また、京都での暮らしも、実はなかなか大変で。ご存知の通り、京都は国内外で有名な観光都市。休日に家族でどこかに行こうとしても、京都の街中はもうどこにも行けないぐらい観光客だらけで、住民の私たちはどこにも行き場所がない。結局、かなり遠出しないと家族とゆっくり過ごせる場所がなかったり、イベント情報がありすぎて逆に探せなかったりと、京都に住み続ける意味を感じにくくなっていました。
あとは、そのころ夫婦ともに仕事が非常に忙しくて、疲れたというのもありますね(笑)。
仕事にはやりがいも感じていましたが、ワークライフバランスというか、下の子がまだ小さいのに、子どもたちと過ごす時間が少ない毎日に、「このままでいいのかな?」って思いもありました。2歳の子を7時に保育園に預けて、仕事して、18時に迎えに行って、19時に帰ってきて、ご飯食べさせてお風呂に入れて21時に寝かせてという日々の繰り返しだったのです。
ある時ふと「毎日、子どもと何時間関われているのだろう」って考えたときに、「1日2~3時間しかないな」って気づきました。そこにハードな仕事でイライラしてという生活が続いてくると、「う~ん、このままの生活でいいのかな?」と。サラリーマン生活をずっと続けても、安定した生活が保証され続けるとは限らないし、「これからは好きなことにも時間を使える余裕がある方がよくない?」と、次第に夫婦間で話すようになりました。
いろいろなタイミングや状況が重なって、最終的に「(京都での暮らしは)もういいかな。」って。それから具体的に移住を考えてみようかという話になりました。
Q: 移住を考えはじめてからのことを教えてください。
A:今から全く知らない土地に移住するのは夫婦ともに抵抗があったので、最初は「四国や高知あたりもいいね」と言っていたのですけど、夫が栃木県出身で、ここ(京都)以上に双方の実家から離れるのは流石にちょっとまずいかなと。つぎに、ふたりとも海の近くに住みたかったので、海まで時間のかかる京都の近隣や海のない栃木県も、やはり難しいなと。ならば、私の地元で海もある庄内地方はどうかな、という話になり、2018年の夏に、情報収集を兼ねてちょっと長めに帰ってきて、地元や鶴岡市など海が隣接する自治体の相談窓口を回りました。
鶴岡市では移住コーディネーターに相談をしました。ちょうど9月に「Show Night」に参加する予定でしたので、それまでに鶴岡市の不動産物件情報を照会していただくことになり、次に戻ってきた時にはいくつか物件を見て回ることができました。そのうちの一軒が気に入ったので不動産契約を結び、2019年3月に家族で引っ越してきました。
Q:当市の情報を得るために活用したものはありますか。
A:Instagramで「鶴岡」と検索して調べていましたね。でも、移住前は「ヤマガタデザイン(株)」のホームページをやたら見ていました。「ヤマガタデザイン(株)」が動き出したことも興味がわいてきて、「なんだろうこれ!すごい!」と素直に思い、今の庄内にはこんな動きもあるんだ、と刺激を受けました。鶴岡市の移住サイト「前略 鶴岡に住みマス。」も参考になりました。
Q: 移住を決めた理由などお聞かせください。
A:この家を見に来た時に、ちょうど畑仕事していた隣の家のおばあちゃんが「キレイになったろ、あそこんちの~。ゆっくり考え~」。とやさしく声をかけてくださり、とても印象に残ったのが一番大きかったですね。また、海に近くてゲストハウスもできる物件を希望していたので、信号2つで湯野浜に行けて、庄内空港にも近いアクセスの良さと、部屋数の多さも条件に合っていました。また、以前から好きでよく訪れていた善宝寺の近くに住めるということも、この家に決める後押しとなりました。
(元々は農家さんが所有していた古民家をリノベーション)
Q:移住後に感じたギャップやよかったところなどはありますか。
A:夫は、最初のころは「庄内弁で何を言っているかわかんない」って少し戸惑っていましたね。それこそ大工さんが「ここちょすあんが?」「ぼっごすあんが?」と言っていることばを夫に「ここ触るか?と聞いている」、「壊すか?と聞いている」と通訳していました。今年になってやっとだんだん分かるようになってきたらしく、「今日職場で『ほげちょすな。』と言った。」と話してくれました。
結構ありがたかったのは、この集落は元々お婿さんが多いところで、主人が周りの方々にやさしく受け入れていただいている感じがあります。あと、「子どもが少ないところに子どもがふたりも越してきてくれてありがとう」ってみなさん言って下さり、子ども達を大事にしてくれている感じがありとてもありがたいなと思っています。
Q:お子さんたちにとって移住後の暮らしはいかがでしょうか。
A:こっちに来てめちゃめちゃよかったですね。のびのびしていますね。むしろ子ども達のことを考えたらもっと早く移住してもよかったかなと思います。
(美しい日本海の夕陽を眺めながら遊ぶ子どもたち)
引っ越してきた時、上の子は小学校3年生でしたが、京都にいたときの3年生の人数が約120人ぐらいだったのに比べ、今上の子が通っている小学校は1~6年生まで足してもその数より少ないです。3年生は1クラスですから、やっぱりのびのびしていますね。
下の子が通っている保育園では蚕を育てたり、冬には寒鱈解体ショーを見てめっちゃ号泣したりしていましたね(笑)。鶴岡ならではの豊かな経験をさせてもらっているなと思います。
子どもの外遊びにしても、例えば上の子が「裏の子んところ行ってくる」って言ったら、「あぁ、裏の子どもの家に行ってくるのだろうな」とすぐにわかって「はい、いってらっしゃい」と気軽に言えますけど、京都にいた頃はそれこそ、安心できないので「行っちゃダメ!」とか、「自転車も車も多いし道路も狭いからダメ!」とか、とにかくダメっていうことがすごく多かったので、今はのびのびした環境で子どもを育てることができているなと思います。今年は新型コロナウイルスの影響でステイホームの時期もありましたが、これが京都の家だったら子どもたちはどうやって過ごしていたのだろうと想像するとちょっとゾッとしますね。
あとは子どもがご飯をよく食べるようになりましたね。やっぱりお米が美味しいって言います。野菜も美味しいですね。家の周りは農家さんが多く、私たち家族が農家じゃないのを知っているので、採れた野菜を分けていただくことが多いです。「そうそう、大根はこの時期だったよね。」と野菜で季節を感じることや、「これは誰々が作ってくれた野菜だよ」と子どもたちに食卓で伝えられる豊かさを思うと、しみじみ移住してきてよかったと思えます。(京都の『とりもと硝子店』の作品。手吹きガラス製法による曲線が美しい)
Q:ツバメ雑貨店について教えてください。
A:食器をメインに、京都時代に仕事で出会った作家さんの作品などをセレクトし、販売しています。(完全予約制)。自宅の一部もレンタルスペースとして料理教室やワークショップを開催しています。(月桂樹のリースづくりワークショップの様子)
「ツバメ」は幸せの鳥や商売繁盛の意味があるそうです。また、実家の祖母が、祖父が経営していた自転車屋を祖父の亡き後女手ひとつで営んでいたらしく、子どもの頃に見たお店の写真に「ツバメ自転車」とメーカーの看板が写っていたのが子ども心に残っていたのと、ここには毎年ツバメが来るのですが、ツバメは居心地がいい家に毎年来るそうなので、居心地がよくてお客さんがまた来てくれるようなお店にしたいなと思い、「ツバメ雑貨店」にしました。
(店名の由来でもある、祖父母が営んでいた自転車屋さん)
実は先に名刺を作ってしまったので、雑貨屋さんの人って思われがちですけど、苺ジャムを一からつくったり、「鶴岡ふうどガイド(認定機関:鶴岡食文化創造都市推進協議会)」として活動したりと、割と自由なスタイルでやっています。
Q:雑貨店だけど一から苺ジャム。もう少し詳しく聞かせてください。
A:この夏に3種類出しました。「乙女心のピュア」、「乙女心のミント&ブラックぺッパー」そして「乙女心のカルダモン」です。苺の品種名である「おとめ心」を商品名にどうしても入れたくて、このネーミングにしました。郷土料理を教えていただいている農家さんのつながりから、この苺に出会ったのがきっかけです。苺らしさを味わえる「ピュア」や苺と相性のよいハーブやスパイスを配合した「ミント&ブラックペッパー」「カルダモン」。ラベルのロゴデザインは、京都在住のデザイナーに依頼して、商品化することができました。
Q: 移住を検討されている方へのアドバイスなどあればお願いします。
A:アドバイス…なんだろう(笑)。人と関わろうとしないとだめやとは思います。移住したら、新しいコミュニティをつくっていくのはたぶん自分自身なので。私の場合は、鶴岡ふうどガイドでのつながりもあれば、農家さんへのお手伝いに行くことでのつながりもあれば、移住者交流会で知り合った人とのつながりとか。色んなジャンルというか、マスが増えていく感じで楽しいです。あとは、常に「こうしてもらいたい」とか「かかわってほしい」みたいにどこか受け身的に思っている方は、「なんか面白そうだから行ってみる」とか「面白いひとがいるから関わってみようかな」など能動的に動いてみることで、どこでもやっていけるようになるのではないかと思います。
Q:今後やってみたいことはありますか。
A:この自宅の敷地内にある納屋をリフォームして、カフェをつくろうかと思っています。コーヒー1杯を飲みに気軽に立ち寄っていただいたり、いずれは夫の作るスパイスカレーを提供したりしたいですね。
あとは、観光客のニーズが体験型に変わってきているので、地域の農家で農業体験を取り入れたツアーをやってみたいです。例えば、近隣の農家さんで農業体験をしたお客さんが、うちに立ち寄ることで、その農家さんの野菜や果物を味わえたり、レンタルスペースで旬の食材を使った料理教室もできたり…という体験プログラムを、鶴岡ふうどガイドの企画ツアーとして実現してみたいですね。もっと滞在してみたいというお客さんには、「ゲストハウスとしてうちに泊まってもらうこともできるよね」と夫婦で話しています。そんな風に、庄内の恵みを、さまざまなかたちと体験を通して、今後もお客さんにお届けしていきたいです。
(インタビュー2019年9月24日 写真提供:伊藤秀和 新堀貴美)
県外でがんばる学生の皆さんが、新型コロナウイルス感染症による影響を乗り越えるため、「ユネスコ食文化創造都市 鶴岡」の食材を提供します。
以下の要件をすべて満たす方が対象となります。
(1)鶴岡市内の中学校を卒業している
(2)令和2年12月1日現在、山形県外に在住し、県外の大学、大学院、短期大学、専門学校等に学生として在籍している。
(3)保護者の住所が鶴岡市内にある
学生証の写しを準備し、令和3年2月26日までに申請してください。
(「3密」を避けるために、電子申請の利用にご協力ください)
(1)電子申請 ・・・ 鶴岡市電子申請フォームに必要事項を入力
※電子申請は本人のみ申請できます。
電子申請フォームはこちら
(2)書類申請 ・・・ 申請用紙に必要事項を記載し、本所地域振興課又は地域庁舎総務企画課へ提出
※書類申請は保護者の方も申請できます。
詳しくはこちらからご覧ください。
2019年6月に神奈川から鶴岡に移住をしたのは、フードユニット「つむぎや」として、都心で精力的に活動していた物書き料理家・マツーラユタカさん(40代)と暮らしの装飾家・ミスミノリコさん(40代)。今回はこちらのお二人にお話を伺ってきました。
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【プロフィール】
・マツーラユタカ
物書き料理家。フードユニット「つむぎや」として活動。
“食を通して人と人、満ち足りたココロをつむいでいく” をモットーに、書籍や雑誌、イベントなどで創作和食を提案。福岡や金沢など、ご縁ができた土地の風を運ぶ活動にも力を入れている。ライター稼業も行っており、『お昼が一番楽しみになるお弁当』(すばる舎)など著書・雑誌の連載多数。鶴岡市出身。
・ミスミノリコ
ディスプレイデザイナー/暮らしの装飾家。
店舗のディスプレイや雑誌、書籍のスタイリングなど幅広く活動中。日々の暮らしに取り入れられる、デコレーションアイデアや手作りの楽しさを発信。『繕う愉しみ』(主婦と生活社)など著書多数。東京、北海道、岡山の他、パリや北京でも、展示やワークショップを開催。フードユニット「つむぎや」の著書や雑誌撮影、イベント等のスタイリングを多数手がける。
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(「日本さくら名所100選」にも選ばれた鶴岡公園)
-鶴岡が身近な存在と感じるように
ミスミさん「鶴岡の友人たちの暮らしぶりを知ることで、ここで生活するイメージができました。」
結婚して10年以上経ちますが、結婚当初はお盆や年末に帰省した際に、マツーラさんの実家に泊まって、鶴岡市内を少し観光するぐらいの場所だったとのこと。それがある時期から、東京で山形にご縁のある仕事仲間との出会いもあったこともあり、鶴岡の農家さんを紹介してもらったり、デザイナーをやりながら山伏修行を続けている人に会ったり、庄内で暮らす同年代の友人が少しずつできていきました。彼らの暮らす場所に訪ねていったり、そこからさらにいろいろな人を紹介してもらったり、地域の人や仲間の暮らしを知っていくことで、生活していくイメージをリアルに実感できるようになってきたのだそう。
マツーラさんも20歳の頃に、県外に出たことで、地元に住んでいる頃には気がつけなかった鶴岡の魅力に改めて気づいたのだという。
(羽黒山伏の星野文紘先達と一緒に)
-美しい自然の循環の中に一体化した山伏修行
ミスミさんは鶴岡との関わりが深くなってきた頃に、山伏信仰に興味を持ちます。出羽三山は羽黒山・月山・湯殿山の総称で、この三山を詣でると生まれ変わると古えより伝わる山岳信仰の場。東京の友人がおすすめしてくれたのが、羽黒の宿坊・大聖坊が主催する2泊3日の山伏修行体験コースでした。この宿坊の修行体験のコースは、毎年夏の時期に4回行われているのですが、ミスミさんが体験の日程を確認すると、その年に行われる最後の会期と偶然予定がピタリと合い、これも何かのご縁だと思いご夫婦で参加を決意します。
(月山の上から庄内平野を見下ろした様子)
ミスミさん「修行の初日。白装束に袖を通し、羽黒山の石段を登りました。足取りも重くなり始めた頃、小休止した参道の中腹から見た美しい景色に思わず息を飲みました。広大な庄内平野と日本海、大きな空、そして山。自然の循環の中に自分が繋がっていると感じた瞬間です。」
いつかはマツーラさんの実家のある鶴岡に住むのだろうなと思っていたミスミさん。この山伏修行での体験が決め手となって移住を考えはじめたのだそうです。
(前のお店の雰囲気を受け継ぎつつ店作りしたmanoma)
-お気に入りのお店を引き継ぐ話が持ち上がる
山伏修行と同じく移住の大きなきっかけになったのは、友人の柿農家、五十嵐大輔さんが主催するイベント「オラいの柿食う会」です。こちらのイベントは五十嵐さんが様々な土地で料理人とコラボレーションし、庄内柿を使ったフルコースを楽しんでもらうイベントです。
マツーラさんがやっていたフードユニット「つむぎや」も、五十嵐さんとは鶴岡や東京で、何度もコラボレーションを重ねてきました。その5回目の会場となったのが、現在のmanomaの場所で店舗を運営していたカフェ&バー・オーファンズでした。
看板などもない、一見さんには入りづらい店構え。でも一歩足を踏み入れるとスタイリッシュな空間が広がっていました。料理やコーヒーもおいしく、インテリアや音楽のセンスも素晴らしく、オーナーの菅原さんとも意気投合。それからマツーラさんとミスミさんが帰省するたびに足を運ぶ、お気に入りのお店になりました。
ある日、菅原さんから突然の電話がかかってきます。ご実家が農家を営んでいる菅原さんは、結婚を機に、お店を閉めて農家を継ぐ決断をされたとのこと。そこでオーファンズのあった場所を引き継ぎませんか? とマツーラさんに相談がありました。
この話をきっかけに移住に向け大きく動き出します。
(「オラいの柿食う会」でつくられた柿料理)
マツーラさん「元々いわゆる『飲食店』をやろうという思いはありませんでした。でも自分たちが思い入れもあった場所を受け継ぐ話をいただけたのはご縁だなと。料理研究家やライターの仕事を重ねていく中で、次第に鶴岡の風土や歴史に興味を持ち始めていたので、自分たちのアトリエの延長線上にあるような感覚で、夫婦をそれぞれの得意分野を生かしながら、ローカルに根ざしたお店をやることもありなんじゃないかと思うようになりました。」
(赤川そばの桜道)
-4月を過ぎてからの家探し
お店を引き継ぐ話をいただき、移住することは決めたものの、東京でのお仕事が2人とも多忙だったこともあり、家探しの時間はなかなかとれず、鶴岡に一時帰省して家探しを本格化させることができたのは、2019年の4月に入ってからでした。
マツーラさん「あまり鶴岡の家賃相場を知らずに、鶴岡市内ならこれくらいかなとあたりをつけて家賃相場を決めて探していると、思ったより条件に合う物件がなかったです。」
友人や移住コーディネーターの方から情報を得ながら、不動産屋を巡りましたが、引っ越しシーズンのピークが過ぎ、物件が少なめな4月だったことと、猫を飼っているので『ペット可』の物件が必須条件だったこともあり、家探しは難航しました。
(月山が見える風景は暮らす上で、心の拠り所に)
それでもなんとか、現在住んでいるアパートを見つけることができ、6月の終わりに鶴岡に引っ越してきました。もともと地元だった場所とはいえ、生活の基盤作りは大変だったそうです。
マツーラさん「住民票を移したり、免許証の住所変更をしたり、そういったことは想定済みでしたが、地元の銀行に口座がないと不便だから銀行口座を新しくつくったり、信頼できる病院を探したり、そういった地味な作業が山ほどあって、新しい土地で生活の基盤を作り直すことに、思っていたよりも時間がかかりました。自分たちは、移住してからの住環境を整えていく作業と、仕事をするための店作りを同時進行でやらなければいけなかったので、なかなか大変でした。」
移住後の生活ベースを整えるのに時間的にも2、3か月以上かかることを覚悟の上で、お金の準備をしっかりとしておいた方が良いというマツーラさん。また、都会から地方への移住の場合だと、生活にまつわるコストがすべて下がるようなイメージがありますが、雪国だと光熱費などはむしろ高くなるので、そのあたりは下調べしておいた方がよいとのことでした。
(ショップスペースでは以前から付き合いのあった友人らの作品を展示、販売する)
-これまで帰る場所だったところが、暮らす場所に変化
ミスミさん「いきなりのことに戸惑いはあったものの、ここであれば自分たちらしいことができるかもしれないと思うようになりました。」
昔から雑貨や器などが大好きだったミスミさん。陶芸家や作家として活躍する友人も多く、普段の暮らしでも彼らの作る道具に囲まれて暮らしてきました。お店で使う器や道具もそうした繋がりの中で見つけたものを使いたいと思うのは自然なこと。また、お店で使っている器や道具をお客様が気に入れば購入できるようなショップを併設したいという夢も広がりました。東京ではディスプレイデザイナーをしていたので、商品の陳列や見せ方も得意です。移住してもこれまでやってきたことを続けて行えそうなイメージがあったのだとか。
(著書の数々)
ミスミさん「移住したら通おうと思っていた店がまさか自分たちのお店になるとは思いませんでした。」
お店を受け継ぐ話が来たときは、これはそのときがきたのかなと思うようになったのだというミスミさん。
(「季節のごはん」は野菜中心のプレートメニュー )
-大切に守られてきたものを未来へと繋いでいく場所「manoma」
こうしてはじまったmanomaではマツーラさんが調理を、ミスミさんが調理補助とホールを担当し、二十四節気に合わせて2週間ごとにメニューを変えていく「季節のごはん」という名で定食をご提供。野菜中心のプレートメニューで、季節の移ろいを感じられるものになっています。
manomaの定食は、山形ならではの野菜、それもどんな人がどのように作っているかを知っている、馴染みの農家さんの野菜を中心に作られています。鶴岡は在来作物が豊かな土地。四季にあわせて移り変わっていく野菜を取り入れながら、その野菜のおいしさを伝えています。
ミスミさん「お店のディスプレイと違って、ご飯は食べた後すぐにリアクションをもらえるのが新鮮でした。おいしいものを食べているときの顔は笑顔です。おいしいといってもらえることが何より嬉しい。一方で、食べ物は食べた人の体の一部になるものだから、提供する側としては緊張もします。」
マツーラさん「ここでは、地方で活動するアーティストさんの器も置かせてもらっており、作品を見にmanomaに来ることで、鶴岡に興味をもってもらったり、鶴岡の食を感じてほしいです。」
山伏は山と里や、神と人など、物事の間と間を取り持つ存在。そんな山伏が今も存在する鶴岡。山伏信仰を大事としつつ、店名も「manoma(間の間)」に。ただカフェを運営するのではなく、陶芸家として全国で活動をしている友人たちの作品を置いたり、ワークショップを行ったりして、ヒトやモノが交わる場にしていきたいと語ります。
(店内には1つ1つのものに拘りぬいた空間が広がっている)
-暮らしを編集しながら楽しんでいきたい
ミスミさん「郷土料理やワークショップを行っている方って多いと思うのですが、そうした活動に参加していきたいです。なかなか土日にフィールドワークに行けない状況が続いていますが、みんなの暮らしに興味があるので友人のところに遊びにいきたいです。」
遊びに来ていたときの方がよく人の暮らしを知ることができたというミスミさん。
マツーラさん「今日どんな料理をつくるのか、誰を呼ぶのか、音楽どうするのか、外で食べるのかなど、生活の1個1個は編集すること。manomaとは「間の間」という意味で、料理とか何かものを売るっていうよりも、山伏が神と山を繋いだように、ヒト・モノ・コトを編集し直す場所だと考えています。この場所を使って暮らしを編集しながら、楽しんで過ごしていきたいです。」
ミスミさんマツーラさんは風を運んで来る人。一方で、昔からこの土地に住んでいる人や大事にされている文化があって、「土」と「風」二つが合わさって新しい風土を作ることになるのではないでしょうか。
(写真協力:MASANORI WADA・マツーラユタカ)
山形県庄内地域の冬の暮らしを覗いてみませんか?外は雪でも家の中はあったかぽかぽか。でも、あったかなのは、家の中だけじゃない。庄内地域は、暮らし方、食べ物、地域、人、移住支援もぜーんぶあったかい!
オンラインだからこそできる、雪国の冬の様子をリアルにお伝えしちゃいます。もしかしたら、地吹雪に出会えるかも!?
オンラインとリアルのハイブリッドセミナーです。ぜひこの機会にご参加ください。
※1/12 当イベントはオンラインセミナーのみの実施となりました。
日 時:2021年1月23日(土) 13:00~15:00
プレオープン12:45 Zoom操作がちょっと不安なかたは、早めに入って
練習できます。
参加費:無料
会 場:オンライン ご自宅など、インターネット環境のある場所
WEB会議ツール「Zoom」を使用したオンラインミーティングです。
★オンライン参加
事前にWEB会議ツール「Zoom」のインストールをお願いします。「Zoom」のインストール等については下記URLをご確認ください。
https://www.furusatokaiki.net/topics/zoom_guide/
通信費は自己負担となります。Wi-Fi環境での参加を推奨します。後日、お申込みされた方のメールアドレスに、「Zoom」のURLを送ります。
★東京会場参加
移住コンシェルジュが大型モニターを使って、庄内地域の各会場とつなぎます。お越しの方は、新型コロナウイルス感染対策防止のため、マスクの着用・検温・手指の消毒等にご協力をお願いいたします。詳細は下記URLをご確認ください。
https://www.furusatokaiki.net/topics/coronavirus_20200527/
定 員:オンライン:なし / 東京会場:20名
どちらも事前予約制です。
締め切り:2021年1月20日(水)
パンフレットなどの郵送を希望する場合は、1月18日(月)までにお申し込みください。
お問い合わせ
一般社団法人 ふるさと山形移住・定住推進センター 023-687-0777
やまがたハッピーライフ情報センター 03-6269-9533
いよいよ週末に迫った「つるおかZOOMフライディナイト」。
当日はどんな流れなのかな・・と気になっている・参加を迷っている方に
タイムテーブルをご紹介します。気になる方は気軽にご参加下さい。
■■■タイムテーブル■■■
★途中合流、もちろん可能です!
お仕事伸びちゃった方も、遠慮なく途中から参加してください!
【18:45 ZOOMオープン】
(開始5分程度前まで待合室に誘導されます)
※ZOOM待合室とは:他の方々が見えない状態でのスタンバイ画
画面には「ホストがこのミーティングを開始するのをお待ちくださ
表示されます。この状態のまましばらくお待ちください
【19:00 会場オープン&交流セッション】
月末の金曜日の夜。お仕事の都合などで
19時ぴったりに合流できず
ゲストトークを聞き逃しちゃうこともあるかと思います。
そこで冒頭の30分ほどは、
申込時にいただいた「気になること」に回答したり
個々のご相談やご質問にのったりしてユルリと開演します。
いずれUIターンを描いている参加者のみなさん。
お互いに顔合わせをして交流を図り
移住前からの知り合いをゲットしちゃおう!
【19:30 主催者ごあいさつ・乾杯!】
【19:35 プログラム1】
『移住の不安解消はおまかせ/鶴岡移住サポート情報』
毎回、移住希望者が気になるテーマに
鶴岡市の移住コーディネーターがお答えします。
今月の主なテーマは“鶴岡の住居探し”。
また、今回が初参加の方もいらっしゃるので
前回に続き“鶴岡市の移住支援情報あれこれ”です。
・移住コーディネーターからの情報提供(約20分程度)
・参加者のみなさんとのやりとり(約10分程度)
【20時頃~ プログラム2】
『移住者さん、いらっしゃーい♪』
鶴岡市内のとある集落の関係者を招いて
“オラがまち・オラがむらアピール”と
Uターン・Iターンを考えている
皆さんへのメッセージをいただきます。
第2回目のゲストは鶴岡市小堅地区「こがたん。」の皆さん。
「こがたん。」は鶴岡の漁村である小堅地区の
自治振興会・若者部会「地域創造部」と
東北公益文科大生を中心とする同地区の“ファンクラブ”です。
前回は鶴岡の“山の集落”のお話をお聞きましたが
今回は“海の集落”の暮らしや魅力についてお話をうかがいます。
また、海が一望できる移住体験シェアハウス&コミュニティスペース「シェアハウス&キッチンこがたん。」運営もされています。
集まる場・暮らしの場づくりについてもご紹介いただきます。
・こがたん。のみなさんのトーク(約20分程度)
・こがたん。のみなさんと参加者の皆さんのやりとり(約10分程度
【20時30分頃~ プログラム3】
『実際どうなん?!~おしえてUIターンの先輩~』
鶴岡へのUターン・Iターンを果たした“移住の先輩”をゲストに
移住してよかった話、移住までの苦労話、
移住者あるあるなどのお話をいただきます。
第2回目のゲストは岡部浩美さん(Uターン)。
東京出身のご主人・千信さん(Iターン)とともに移住。
鶴岡市街地の山王通り商店街に「千一珈琲」という
素敵な自家焙煎のスペシャルティコーヒー専門店を2017年の1
コーヒー豆の販売の他に、イベントやコーヒー教室を通じて
地域の人々の憩いの場となるような取り組みをされています。
そんな岡部さんの移住にいたるまでのお話から
移住準備ならびに開業準備、移住後の暮らしについてお伺いします
・岡部さんのトーク(約20分程度)
・岡部さんと参加者の皆さんのやりとり(約10分程度)
【21時頃~ プログラム4】
『鶴岡の旬の味覚を紹介~胃袋つかんでUIターン獲得作戦』
おいしい食材にあふれる東北の中でも鶴岡の食材の豊かさはピカイ
毎回、鶴岡の旬の食材や郷土料理をご紹介します!
紹介してくれるのは湯田川温泉・つかさや旅館の若旦那である
庄司丈彦さん。庄司さん自身もUターン経験者です。
前回は「新米」トークと新米の友として
ツヤツヤキラキラに輝く「イクラ」が登場して画面に釘付けに。
今月の旬は果たして?!
おいしいものであふれる町・鶴岡の
旬の食材とその食べ方・楽しみ方トークをお楽しみに。
きっとお腹がすいて鶴岡への移住が促進されるかも(笑)
【オール終了予定=ZOOM会場クローズ:21時30分頃】
~金曜日の夜はつるおかZOOMフライデイナイトに集まろう~
今年は、鶴岡市ブースでも、オンラインでも相談できる「やまがた暮らし大相談会」。
暮らし・仕事・住まい について先輩移住者のトークセッションなども実施します。
要予約ですので、事前にお申込が必要です。こちらから(申込フォーム)
それでは、会場&オンラインでお待ちしています!
【日時】2020年11月29日(日)11:00~17:00
【会場】東京交通会館 12階 カトレアサロン 東京都千代田区有楽町2-10-1
【お申込・お問い合わせ】(一社)ふるさと山形移住・定住推進センター
いよいよ来週30日(金)に開催される「つるおかZOOMフライデイナイト」。
当日のプログラムをお知らせします。
月末の金曜日はつるおかZOOMフライデイナイトで盛り上がりましょう!
■■■当日のプログラム■■■
プログラム1:「移住者さん、いらっしゃーい♪」
鶴岡市内のとある集落の関係者を招いて“オラがまち・オラがむらアピール”と
Uターン・Iターンを考えている皆さんへのメッセージをいただきます。
初回のゲストは鶴岡市(旧・朝日村エリア)大鳥地区に在住の田口比呂貴さんです。
田口さんはIターン者&30代でありながらこの春から自治会長もつとめているほど集落のみなさんに愛され信頼を得ている人物です。
プログラム2:「移住の不安解消はおまかせ!/鶴岡移住サポート情報」
毎回、移住希望者が気になるテーマに鶴岡市の移住コーディネーターがお答えします。
初回のテーマは“移住検討者におくる鶴岡ってこんなところ”と“鶴岡市の移住支援情報あれこれ”です。
プログラム3:「実際どうなん?!~おしえてUIターンの先輩~」
鶴岡へのUターン・Iターンを果たした“移住の先輩”をゲストに移住してよかった話、移住までの苦労話、移住者あるあるなどのお話をいただきます
初回のゲストは佐久間麻都香さん(Iターン)。庄内の特産品の庄内柿を使った「柿の葉茶」をつくったり地域づくりのお手伝い集団「Sukedachi Creative 庄内」を立ち上げたり
空き家をリフォームしてヤギやニワトリを飼って暮らしたり鶴岡暮らしをめいっぱい楽しんでいる素敵な女性です。
プログラム4:「鶴岡の旬の味覚を紹介~胃袋つかんでUIターン獲得作戦」
おいしい食材にあふれる東北の中でも鶴岡の食材の豊かさはピカイ
毎回、鶴岡の旬の食材や郷土料理をご紹介します!
紹介してくれるのは湯田川温泉・つかさや旅館の若旦那である
庄司丈彦さん。庄司さん自身もUターン経験者です。
10月の食材は新米。お米にちなんだトークを展開してもらいます
フリートークの時間の時間もありますので参加者同士で交流できますよ。
~ みなさまのご参加お待ちしてます! ~