鶴岡移住サイト のすべての投稿

子ども農山漁村プロジェクト『江戸川サマーキャンプin 鶴岡』レポート

子ども農山漁村交流プロジェクトとは?

内閣官房、総務省、文部科学省、農林水産省、環境省の5省が連携して、子どもたちの学ぶ意欲や自立心、思いやりの心、規範意識などを育み、力強い成長を支える教育活動として、農山漁村における農林漁業体験や宿泊体験を推進するものです。
今回の「江戸川サマーキャンプin鶴岡」は、総務省のメニューである「都市・農山漁村の地域連携による子供農山漁村交流推進モデル事業」の採択を受け、姉妹都市である東京都江戸川区と鶴岡市が連携して実施したものです。

江戸川サマーキャンプin鶴岡

令和元年7月29日(月)から8月1日(木)までの3泊4日、江戸川区立鹿本小学校4年生34名が本市を訪れ、「江戸川サマーキャンプin鶴岡」を実施しました。

森・川・海の豊かな自然環境のもと、本市ならではの生業や伝統文化、新たな地域産業の息吹を五感で体感してもらうため、自然に親しむことを目的とした各種体験や創作活動、児童相互の協調性を育むグループ活動を組み合わせて実施しました。

 

滞在2日目は、地元の同年代の子供たちとの交流として、鹿本小学校と姉妹校である鶴岡市立朝暘第三小学校4年生34名が合流し、体験活動を通じて交流を深めました。

特に地曳網(じびきあみ)体験は、地元の子供たちもあまり体験することのない貴重な体験とあって、双方の子供たちが農林漁業に対する理解と関心を深めました。

また、滞在3日目は、山五十川歌舞伎の隈取(くまどり)体験や玉杉トレッキング、関川集落ではシナの花石鹸づくりやしなもっこタッセルづくり体験など、地域の特色ある伝統や産業に生で触れ、ここ鶴岡でしか体験することのできないプログラムを体感しました。

 

これらの体験を提供するインストラクターは、主に地元の農林漁業関係者や伝統芸能の保存団体の方々が務め、子供たちとの交流を通じて、プログラムを提供する方々のやる気や生きがいにもつながったのではないかと感じました。

参加した児童には、はじめて親元を離れての宿泊体験となる子も多かったのですが、3泊4日を元気いっぱいで過ごし、期間中に覚えた庄内弁で「せばまんずの~」と言い残し、名残惜しそうに帰りの電車に乗り込む姿がとても印象的でした。

 

鹿本小学校との事後交流

令和元年11月18日(月)に、受入地域の関係者が鹿本小学校を訪問し、事後交流として、庄内弁の方言カルタ、児童による合唱・演奏、思い出スライドショーの放映などを通じて、交流を深めました。

また、交流の最後に、今回の交流事業に参加した鹿本小学校の子供たちを「鶴岡こどもアンバサダー」に任命し、白井東京事務所長より認定書を手渡しました。

 


子供たちには、本市での自然体験と思い出を胸に、“いち鶴岡ファン”として、本市の魅力を友達や家族等へ広く語り伝えてもらうべく、次の3つのお願いをしました。

鶴岡こどもアンバサダーへの3つのお願い

・鶴岡市での自然体験や思い出を忘れないこと。

・鶴岡市での思い出や魅力を広く語り伝えること。

・大きくなったら、鶴岡市を再び訪れること。

今後の展開

今後の展開として、関係団体等と連携し、自然体験の掘り起こしやプログラム化、体験内容のさらなる充実を図るとともに、体験指導者の育成を行ってまいります。

また、東北一広い面積を有する本市には、多種多様な体験活動が散在していることから、実践者間の連携を促しながら、スケールメリットを活かした取組につなげてまいります。

最後に、今回の受入れに際して、多大なるご協力をいただいたNPO法人自然体験温海コーディネット様、ゆらまちっく戦略会議様、加茂水族館様、朝暘第三小学校様、山五十川古典芸能保存会様、金峰少年自然の家様など関係の皆様方に深く感謝申し上げます。

鶴岡市で就農をお考えの方へ 相談会およびイベントのお知らせ

鶴岡に戻って農業をやりたいとお考えの方、就職・転職先として農業をお考えの方、いつかは独立して農業を始めたいという方、農業に興味があるが何から始めたらよいかわからない方など、農業に関心のある方は是非、これから開催されるイベント・個別相談会へお越しください!

鶴岡市農業経営者育成学校(SEADS)がいよいよ令和2年4月に開校します!

詳しくはこちら⇒⇒ 鶴岡市農業経営者育成学校HP

また就農以外の移住にかかわるお住まいや暮らしのご相談なども

担当職員がお話をお伺いいたします。

是非、お気軽にお越しください。 

SEADS就農イベント 個別相談会 開催日程

◇◇マイナビ就農FEST出展◇◇

日  時 :令和元年12月21日(土曜日)

                        13:00 ~ 16:00(入場受付12:30 ~ 16:30)

会 場 : 新宿ミライナタワー12階 マイナビルーム

  東京都新宿区新宿4丁目1-6

詳細と事前予約はこちらから・・マイナビ就農FEST

◇◇SEADS個別相談会◇◇

日 時: 令和元年12月22日(日)

  11:00 ~ 17:00

  会 場 : 移住・交流情報ガーデン (東京駅八重洲中央口徒歩4分)

  東京都中央区京橋1丁目1-6越前屋ビル1F

  詳細はこちらから⇒⇒ 移住•交流情報ガーデンHP

◇◇新・農業人フェア出展◇◇

  日 時:令和2年1月25日(土)

  10:00 ~ 16:30(受付10:00  ~ 16:00)

  場 所:池袋サンシャインシティ

  ワールドインポートマートビル4階 展示ホールD

  東京都豊島区東池袋3−1−1

  詳細はこちらから⇒⇒ 新・農業人フェアHP

◇◇SEADS個別相談会◇◇

  日時:令和2年1月26日(日)

  11:00 ~ 16:00

  場 所:東京交通会館8階 ふるさと回帰支援センター

  東京都千代田区有楽町2丁目10−1(東京有楽町駅そば)

JOIN 移住•交流&地域おこしフェアに出展します!

北海道から沖縄まで日本全国の自治体が勢揃いする

国内最大級規模の移住フェア『JOIN移住・交流&地域おこしフェア』に

鶴岡市も出展します!

当日は移住・交流相談ブース、地域おこし協力隊募集ブース、自治体就職相談コーナーなどのスペースが設けられ、様々な角度から移住について理解を深めることができます。

鶴岡市は移住•交流相談ブースに出展し、鶴岡の最新情報をお届けします!

是非、お気軽にお越しください。

イベント概要

日 時 : 2020年 1月26日(日)

                              10:00 〜 17:00

会 場 : 東京ビッグサイト 南1・2ホール

 

入場無料 (事前参加登録いただいた方は豪華賞品が当たる抽選会に参加できます!)

詳しくは、こちらから⇒ ニッポン移住•交流ナビJOIN

 

 

移住者交流会Vol.9 First Touch 鶴岡!(ほとりあ編)開催報告

鶴岡市移住者交流会Vol.9 First Touch 鶴岡!〜ほとりあ編〜を開催しました。

鶴岡市では定住施策の一つとして移住3年目くらいまでの方を対象に移住者交流会を行っています。

第9回目となる今回は、鶴岡市自然学習交流館ほとりあで開催しましたので当日の様子を紹介いたします。

ほとりあのホームページ

はじめにほとりあの富樫館長より、ほとりあの概要についてお話いただきました。

 

続いて、株式会社鶴岡自動車学園 鶴巻氏より「冬道の安全運転教室」と題して、

①冬道での過ごし方と

②冬道での運転の仕方

についてお話いただきました。

何やらキレイにまとめている参加者がいます。ちょっとのぞいてみましょう。

講師の鶴巻氏は「座学といくら学んだとしても、時間と心に余裕を持つことが大事」とおしゃっていました。

 

 

大人たちが真剣な眼差しで講習を受けている間、別の部屋では・・・。

 

子ども達も真剣な眼差しで話し合っていました。何をしていたかというと・・・。

ほとりあの上山さんと今日の作戦会議です。

 

どうやら薪ストーブで焼き芋、焼きりんごを作るようです。

 

お芋とりんごは、アルミホイルで包んだらそれぞれ自分で薪ストーブに入れます。

お昼は「風の森のログハウスオルファ」さんの料理でした。

同店は、先輩移住者でもある竹村さんご夫妻が営んでいて、

この日も、前日から仕込んだ煮込み料理や塩麹を使った野菜スープなどを準備してくださいました。

風の森のろぐハウスオルファのホームページ

「優しい味ですね。」

「これどうやって作るのですか?」

大人だけでなく子供たちも大喜びです。

 

 

 

食後は、グループに分かれての話し合いです。最初に大人たちが取り組んだのは、自分を3つのキーワードから説明する自己紹介です。

「それって何ですか?」

「へぇ~、そうなんですか!」

皆さん、初対面とは思われないくらい話が進んでいきます。

 

鶴岡での過ごし方について話しあっていると子どもたちから焼きりんごの振る舞いが届きました。

 

 

大人たちの話し合いが続く中、子ども達は焼きマシュマロに使う枝を探しにでかけます。

焼きマシュマロ?

枝にグッとさして、ジュっと焼くあれです!

 

交流会も終盤にさしかかり、大人達からも焼きマシュマロに挑戦してもらおうと進行役が薪ストーブの前への移動を促します。

しかし、誰も話し合いをやめようとしません。

そこで子ども達が代わりに挑戦です。

そして、大人たちは大いに語り合い、子どもたちはアクティビティを満喫できた一日が終わりました。

会場をお借りした「ほとりあ」をはじめ、ご協力いただいた皆様に感謝いたします。

鶴岡市の次回の移住イベントは12月29日(日)帰省者交流会です。
詳しくはこちらから⇒⇒ 鶴岡市帰省者交流会


帰省ついでにつながり作らない?『鶴岡帰省者交流会』

 

「年末に帰省しても行く場所・会う人がいつも同じだし、なんか面白いことないかなぁ・・」

なんて思っているあなた!今年は、鶴岡の交流会に参加しませんか?

このイベントでは、鶴岡で多種多様なお仕事、生き方をしている方々から、

鶴岡の今をお話いただきます。

 

↓↓是非ご参加ください!!↓↓

・年末帰省するけどなんか面白いことないかなぁ・・・

・鶴岡で新しい友達をつくりたい!

・将来UIターンを考えている、悩んでいる。

・離れていても鶴岡と関わりを持ちたい。

・帰省した人と話したい!つながりを作りたい。

・鶴岡とは全く関わりないけど気になる。

・鶴岡のことをもっと知りたい。

イベント概要

■日 時 : 2019年12月29日(日) 10:30~ 14:00

■場 所 :鶴岡市先端研究産業支援センター レクチャーホール

    住所 鶴岡市覚岸寺字水上246−2

■定 員:50名

■対象者:概ね20~40歳の鶴岡出身者とそのパートナー

    帰省者と交流、新たな繋がりを作りたい地元在住者の若者

■参加費:1,500円 / 人

■主 催:鶴岡市
■企画運営:鶴岡ナリワイプロジェクト

※FBイベントページの参加するボタンでは受付されません。専用の申込フォームからのお申し込みお願い致します。
申し込みフォームはコチラ↓↓↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeT0tv4CaPSUL3Yi9_SfwPhktlUGibW57-SpWGKG3Wz1I8tWA/viewform

 

◆プログラム◆
10:00~ 開場
10:30~  開会・参加者自己紹介タイム・ゲスト紹介
11:20~  テーブルトーク 30分×2回
12:30~ 休憩・軽食タイム 30分
13:00~ テーブルトーク3回目
13:30~ オープンマイク・交流タイム
14:00  終了

 

このイベントでは、鶴岡で多種多様なお仕事、生き方をされている方々から、鶴岡の今をお話いただきます。あなたが鶴岡を離れたときと、今の鶴岡の違いを感じてください!

◆お問い合わせ◆
▽受託運営先:鶴岡ナリワイプロジェクト
Mail : nariwaikoubou@gmail.com
Tel  : 070-4319-6996(平日9時~17時)

▽鶴岡市地域振興課 Tel 0235-25-2111(代表)

移住者交流会Vol.9 First Touch 鶴岡!のご案内

鶴岡市にUIJターンされた方、転勤などで鶴岡に来られた方

鶴岡市移住者交流会vol.9 First Touch 鶴岡 〜ほとりあ編〜のご案内です!

 

★1★ 移住者のための雪道運転講習会

初めての雪道、久しぶりの雪道、不安な方のために自動車学校の先生の話を聞いてみよう!

・雪道を安全に運転するための基礎知識

・備えておきたい装備

・やってはいけない運転など

※雪道安全講習会のみのご参加も可能です。

★2★ 鶴岡市自然学習交流館「ほとりあ」でほっとする交流会

気になること、知りたいこと、どんなことでもとことん話してみよう!(先輩移住者もいるよ)

・先輩移住者のお店のお料理であったまるランチタイム

・薪ストーブを活用した簡単ワークショップ

・「ほとりあ」で「こころ」と「からだ」がほっとする訳は・・

 ⇒ ⇒ 「ほとりあ」のホームページ

 

■開催概要■

日 時:2019年11月17日(日曜日) 10時〜14時30分

開催場所:鶴岡市自然学習交流館 ほとりあ

鶴岡市馬町字駒繋3−1

参加対象:鶴岡市にUIJターンされた方、転勤などで鶴岡に来られた方

(移住3年目くらいまでの方が対象)

参加費:大人1,200円 小人500円(昼食•保険代)

※雪道安全講習会のみのご参加の方は無料です。

参加申込:11月13日(水曜日)までに

FAXまたはメールにてお申込み下さい。

※保険に加入する関係上、フルネームと年齢、

ご住所、当日連絡のとれる電話番号をお知らせください。

※キャンセルする場合は、2日前まで連絡が必要です。無断キャンセルの場合は、参加費の負担をお願いします。

FAX : 0235−25−2990(鶴岡市役所 地域振興課)

E-mail : chiikishinko@tsuruoka-iju.jp

お問い合わせ:鶴岡市役所地域振興課

電話0235−25−2111(内線585)

 

 

山形県Uターン・Iターンフェア やまがた暮らし大相談会が開催されます!

【鶴岡市も出展します!】

当日は本市の他、庄内、最上、村山、置賜、山形県内全域の全市町村をはじめとする52団体が参加し、山形での「仕事」と「暮らし」について、先輩移住者やUターン経験者、地域おこし協力隊の方からリアルな話を聞くことができます。

お子様連れでもゆっくり相談できるようキッズコーナー(専属スタッフあり)もご用意しています。

また、来場した方全員に「山形代表」のジュースをプレゼント
さらに、山形のお米「雪若丸」がその場で当たる抽選会もありますので、お気軽にお越しください♪

山形の地域の魅力を詳しく知ることができるこのチャンスをぜひお見逃しなく!

イベント概要

【日 時】2019年12月1日(日)11:00〜17:00

【会 場】東京交通会館 12Fダイヤモンドホール(東京都千代田区有楽町2-10-1)

【参加費】無料

【内 容】山形県での仕事、住まい、暮らしをまるごと相談!県内の市町村をはじめとする約50団体が出展するUIターンフェアです。

【対 象】山形での暮らしに興味がある方、いつか山形へUターン、Iターン(移住)したいと考えている方

【お問い合わせ】
やまがた移住定住・人材確保推進協議会 TEL:023-630-2234
詳しくは、山形県移住交流ポータルサイト「すまいる山形暮らし情報館」でご確認ください。

チラシPDFダウンロード

 

 

講演会「鶴岡•羽黒•出羽三山への誘い」のご案内

講演会 「鶴岡•羽黒•出羽三山への誘い」のご案内

山びとの暮らしから、

そして移住者の暮らしから

出羽三山の魅力を探ります。

 

日 時 : 令和元年 11月12日(火)

17:00開場 〜 20:30

会 場 : タワーホール船堀2階

東京都江戸川区船堀4−1−1

参加費 : 1,000円 (お土産付)

印刷用PDF(表)

印刷用PDF(裏)

お問合せ 主催 羽黒町観光協会 HPはこちらから⇒⇒https://hagurokanko.jp/

TEL 0235-62-4727  FAX   0235-62-4729

 

 

地域デザイン講演会「わたしたちは地方で幸せを見つける」のご案内

今、移住した「定住人口」でもなく、観光にきた「交流人口」でのない、そこに住んでいなくても地域と多用に関わる「関係人口」が注目されています。

月刊「ソトコト」の指出一正編集長を講師にお迎えし

地域デザイン講演会
「わたしたしは地方で幸せを見つける
〜関係人口のつくり方〜」
を開催します。

◎自分の好きなこと・挑戦したいことや自身のスキル・知見を地域づくりに結びつけたい人

◎移住•定住までは考えていないが、地域のために何かしたい・応援したいと考える人

◎新たな地域を「ふるさと」としてつながりを持ちたい人

鶴岡市以外にお住まいの方でも大歓迎。

 

日 時 : 令和元年 10月 26日 (土)

      17:00 〜18:30

会 場 : 温海温泉林業センター (鶴岡市湯温海湯之里88)

      大会議室

参加料 : 無料

参加を希望される方は、電話・FAX・メールにより10月15日(火)までお申込み下さい。

また、講演会終了後には、講師の指出氏を囲んで交流会を下記のとおり開催いたします。是非ご参加ください。

◎交流会
時 間:19:00〜
会 場:東屋旅館(あつみ温泉)

会 費:3,000円

お申込み・お問い合わせ:鶴岡市温海庁舎 総務企画課 

            電話 0235−43−4611

 

印刷用PDFはこちらから⇒⇒講演会参加申込書

No.31 東京の会社を辞めずに地方でも継続できるリモートワークという新しい働き方

皆さんは「リモートワーク」という働き方をご存じでしょうか。「リモートワーク」とは、会社に出社せず自宅やコワーキングスペースなど自由な場所で仕事をする働き方のことを意味します。今回お話しを伺う佐藤由久さんは、東京の会社に所属しながら鶴岡へ移住し、リモートワーカーとして生活されています。一般的に仕事は移住の壁となることが多いのですが、その壁を「リモートワーク」の形で解決した由久さんのお話を伺いました。

(写真1:インタビュー時)

【紹介】佐藤由久さん

鶴岡出身の34歳。高校卒業後、岩手県にある大学へ進学。大学院を経て東京にある日本アイ・ビー・エム株式会社へ就職。約6年間システム開発の仕事に携わり、その後場所にとらわれずに働けるクラウド技術を扱う株式会社アピリオへ転職。現在は、お客様からの相談を受けて設計、開発・テスト、そして導入後の運用などのシステム開発全般の業務をこなす、ITコンサルタントとして活躍中。

(写真2:アピリオ東京オフィスからの眺め)

由久さん:私の勤務する株式会社アピリオは、クラウドシステムを取扱い、自社システムのほとんどがクラウド上にある、まさに「クラウドの会社」です。日本アイビーエム(株)から転職した時は、自分のスキルを向上させたいという気持ちが強くありましたし、クラウド技術があればこれまでの経験を活かした仕事が場所を問わず行えると考えていました。そして今だからこそ言えることなのかもしれませんが「自身のスキルアップ」と「移住後の仕事像」の二つが近づいていったことが転職に向けた下地づくりになっていったのだと感じています。

マイプロ部参加し帰省を決意

就職の選択肢からリモートワークを選んだ理由

2017年10月に鶴岡へ移住した由久さんですが、この1年前に出会った鶴岡市の移住交流プログラム(通称マイプロ部)が移住を決意させた直接のきっかけだったといいます。いつか移住したいと考えていた所に偶然マイプロ部の記事をインターネットで目にされたそうです。

(写真3 マイプロ部の様子)

由久さん:当時のマイプロ部は鶴岡だけでなく酒田も見ることができる内容で、庄内を広く見た時、新しいことやろうとしている人達も多くいることを感じました。さらに、地元には自らのスキルを活かせそうなIT企業があることも分かりました。マイプロ部で出会った人達とのつながり、改めて気づいた鶴岡の魅力に触れ「こんな地元なら帰りたい」と思えました。

当初は地元の企業への就職を考えていたそうですが、そこからリモートワークに切り替えた理由は何だったのでしょうか。

(写真4:山形市内のコワーキングスペースでの勉強会で発表する様子)

由久さん:就職を検討していた地元の企業からは、『場所が変わってもエンジニアの価値が変わるわけじゃないのだから、できるだけ今の給料を維持できるようにしたい。』と言ってもらえました。しかし自分培ってきた経験・スキルを認めてくれたことは嬉しかったのですが、実際の給料がどの程度になるのか、どういった仕事を任されるのかという点に不安もありました。そして、色々と働き方を調べていく過程において、クラウドを取り扱う会社だからこそできることがあるのに気付きました。

 社内で初めてのリモートワーカー

お互いに納得するまで作りあげた過程

 

(写真5:自宅作業スペース)

由久さん:実は私が転職して会社に入ったタイミングで、リモートワークをやってみようという話しが会社の中で出ていたんです。いろいろなツールを使ってみようとか、実際家でやってみようとか、私も検討チームの一員として3ヶ月くらいかけてやっていたのですが、その時はフェードアウトする形で話がなくなりました。ところが、私が移住を決めた時期に、facebookでマイプロ部に参加している記事を見ていた上司に「なんか会社辞めそうだよね」と言われ、私も正直に会社を辞めて帰ろうと思っていることを話すと、リモートワークの話を提案していただき、会社に掛け合ってくれました。

2017年の1月にリモートワークの話が出て、会社からの承認を得たのが2月末。会社側から由久さんへの信頼もありスムーズに話が進みます。実際に鶴岡に数週間滞在し、生じる課題を探るためにリモートワークを行い、東京にいるメンバーとも何度も話合いを重ね、見事会社から最終的なリモートワーク実施の決断が下されました。

 出勤していた頃とリモートワークの大きな違い

 由久さん:東京のオフィスとのやり取りは基本チャットで、毎日30分程度はチームメンバーとの作業状況の共有のためにテレビ会議を行っています。そのため離れていてもほぼ毎日顔をあわせます。時間の管理は、裁量労働で早く仕事をきりあげても長くなってもチームに影響なければOKというルールになっています。

では、リモートワークを始めてから感じられたメリット・デメリットについてはどのようなものがありましたか。

(写真6:鶴岡公園で家族と)

由久さん:メリットとしては、通勤時間が明確に減ったのでその分仕事以外のことに時間を使えるようになりました。一番変化したのは家族との時間ですね。子どもがまだ小さいのですが、一緒にいる時間が増えたのはとても嬉しいです。他には金銭面で使えるお金が増えたこと。家賃は東京に住んでいた時と比べてぐっと減りましたし、家で仕事をする分、外でお酒を飲む機会が減ってしまいました(笑)。

デメリットは、会社の情報や雰囲気を感じづらくなっていること。会社にいれば、周囲の会話が聞こえてきて、そこからわかることがありますが、それがほぼなくなりました。他に、家で仕事をする難しさが最初はありました。家族の理解がないと、かなりやりづらいのです。例えば、基本的に実家の2階で仕事をしているのですが、最初の頃は祖母が家にいるからと、手伝いをお願いされ、「おーい」って階段下から呼ばれるんです(笑)。それに応えると、その度に手伝わないといけない。結果、集中する時間も短くなってしまい、仕事が進まずとても辛かったです。今はこういう点も理解してくれているので助かっています。

リモートワークでも可能なコンサルタントの仕事

社内でのやり取りとは違い、コンサルタントのお仕事は実際にお客様と顔を合わせていないと成立しないと思うのですが、どのように対応されているのでしょうか。

(写真7:テレビ会議システムを使って各拠点をつないだ様子)

由久さん:今のところ、全くお会いしたことないお客様を担当することは少ないです。1年ちょっとは東京オフィスで仕事をしているので、当時お会いしたお客様と仕事をすることが多い状況です。新規のお客様であっても、直接お会いする機会を作って1度は顔合わせします。日々の業務では、お客様との打ち合わせをする際はテレビ会議システムを使ってリモートから参加しています。お客様の声を聞くこともできるし、私からも発言できる。お客様もリモートに参加者がいることをご理解いただき、まさに一緒に仕事をして下さっています。そもそもお客様の立場に立つと、顔も見えにくい、どこにいるのか分からない人と仕事するのって恐いと思うのですが、プロジェクトに参加する際は、リモートメンバーをプロジェクトに入れることを会社側からお客様に伝えてくれているようです。

リモートワークの仲間が増えることで見えてくる未来

現在社内で、東京や近郊の自宅で「半分リモート」のような働き方制度も出てきたそうですが、地方で「フルリモート」で働いているのは未だに由久さんだけという状況の中どのように感じていらっしゃいますか?

 


(写真8:社内表彰を受けた際の写真)

由久さん:現状では、弊社のお客様は東京を拠点とされるお客様が多いのですが、弊社が扱う製品はクラウドシステムが中心であり、どこにいるお客様に対してもご支援可能です。お客様の立場では近くにサポートしてくれる人がいた方が安心だろうというお話をしましたが、例えば仙台や山形県内に新規のお客様が出来るってなったら、私は日帰りで行ける距離ですし、東京のメンバーよりも柔軟に対応できます。地域で何人かいる状況が作れれば、よりよい環境をお客様に提供できるのではないかと思います。

これ以外でも、仲間を増やすことはリモートワーク事例を作ることになり、制度の改善するきっかけになります。弊社においてフルリモートが可能なのは、現在エンジニア職のみですが、リモートワークはオフィスを持たないだけと捉えると、将来的には営業や 総務、秘書のお仕事もリモート出来ると思います。

 お互いを信用しているからこそ出来る働き方

これからリモートワークしたい人やこの制度を取り入れたい会社があるとしたら、どのような事が大事になってくるのでしょうか。

(写真9:インド出張時の開発メンバーとの写真)

由久さん:結局リモートワークはお互いにコミュニケーションがとりやすい状態じゃないと成立しない働き方だと思います。私の場合は、インターネットを通してコミュニケーションを取るためのツールを使用していますし、こういったツールを使われるケースが多いように思います。逆に、ツールを使いこなせない会社ではリモートワークは難しいと思います。私の場合も、全員がツールを使いこなせない状況もありましたが、自分で使い方ガイドを作成したことで、それを見てツールを使い、コミュニケーションを取ろうとしてくれる仲間がいたから乗り越えられましたし、安心して仕事ができています。

コンピュータを使って誰かが幸せになれるものをつくりたい

最後に今後鶴岡でやっていきたいことを教えてください。

(写真10:実家の外で涼みながら仕事をしている様子)

由久さん:コンピュータは道具であって、この道具を使って誰かが幸せを感じたり、ちょっと良いなって思えるものがあったらと思っています。会社の仕事に関わらず、鶴岡の人達にちょっと良いなと思ってもらえるものを作りたい。例えば、関係人口を増やすことにつながるものを考えていて、実現に向けて日々勉強しています。

会社では初のリモートワークに挑戦し、さらに、個人では誰かの幸せに寄り添うものを創造していきたいという由久さん。由久さんのようなエンジニアがより楽しく、より便利で新しい世界を拓いてくれるのでしょう。

(平成31年1月9日 インタビュー)

 


ショウナイズカン