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新・農業人フェア 東京会場2月10日(土)に出展します!

鶴岡に戻って農業をやりたいとお考えの方、就職・転職先として農業をお考えの方、いつかは独立して農業を始めたいという方、農業に興味があるが何から始めたらよいかわからない方など、農業に関心のある方は是非、お越しください!

日  時 : 平成30年2月10日(土曜日)

場 所 : 池袋サンシャインシティ

      ワールドインポートマートビル4階 展示ホールA-1〜3

      東京都豊島区東池袋3−1−1

      <アクセス>東池袋駅より徒歩3分、池袋駅より徒歩8分

      開催時間 : 10:30 〜 16:30 (16:00受付終了)

 

詳しくは、こちらをご覧ください。

 

詳しくはこちらから・・

鶴岡市「宝谷地区地域おこし協力隊」隊員の募集について(2月19日必着)

鶴岡市「宝谷地区地域おこし協力隊」の隊員を募集します!!

活動地域である宝谷地区は、櫛引地域の東南、庄内平野を一望できる標高約270mに位置する中山間地域で、農業体験学習施設「ふるさとむら宝谷」を拠点に、そば打ち体験やそばの提供、自然散策など自然の豊かさに親しむグリーンツーリズムに取組んできましたが、人口の流出に伴う後継者不足など、対応しなければならない喫緊の課題が顕在化しています。

そのため、地域とともに地域づくり活動に取り組む人材として、都市部の意欲ある若者を積極的に受け入れ、これまで宝谷のために頑張ってきた元気な高齢者世代と若者の視点や発想を結びつけることで、新たな地域活性化の起爆剤とするため、次のとおり、「地域おこし協力隊」を募集します。

募集期間:平成30年1月19日(金)〜2月19日(月)必着

※正式な採用決定は、新年度予算成立後に通知いたします。

詳しくはこちらをご覧ください!

1月21日(日)に東京ビッグサイトにて開催される「JOIN移住•定住&地域おこしフェア」の鶴岡市のブースにて詳しいご案内もしております。是非、お気軽にお越しください。

鶴岡市の「しな織り」がやまがたハッピーライフカフェ〜手仕事とともに暮らす〜に出展します!

やまがたハッピーライフカフェの新年第一弾は

「手仕事の魅力」にスポットをあてて1月28日(日)に開催されます!

山形県の伝統工芸品「笹野一刀彫」(米沢市)と「関川しな織り」(鶴岡市)制作 に携わる2人のゲストを迎えます。

鶴岡市からは、関川しな織の伝統を継承しながら、研修生などの受入など育成にもご尽力されている関川しな織協同組合の五十嵐茂久さんにお話を伺います。

「伝統」や「手仕事」に興味がある 方はぜひお越しください♪

また、本市からは移住コーディネーターも当日会場におりますので、UIターンに関わる全てのことについて、お気軽にご相談いただけます。

詳しくはこちらから・・

チラシのPDFはこちらから・・

 

 

今年もヤマガタユアターンサミット2018が開催されます!

今年も1月27日(土曜日)にヤマガタユアターンサミットが開催されます!

ヤマガタユアターンサミットとは

山形では今、どんな人が、どんなことをしているのか。

山形県からやってくるゲストと話して、知らなかった山形に出会う、山形の今・チャレンジを知ることが出来るイベントです。

 

詳しくはこちらから・・ヤマガタ未来Lab.

PDFはこちらから

2月9日(金)東京江戸川区で「鶴岡地元就活応援セミナー」を開催します!!

鶴岡市へのUIターン就職を希望または検討している方、ぜひご来場ください!!

地元鶴岡に戻りたい・・・鶴岡に住みたい・・・けど、就職先が見つけられるかな・・・
鶴岡市、鶴岡の企業は、そんなあなたを応援します!!

現在、首都圏等に在住しながら鶴岡市へのUIターンを考えているけれど、就職・転職に悩んでいる方や不安を感じている方、「鶴岡地元就活応援セミナー」にぜひご参加ください。

「鶴岡地元就活応援セミナー」では、鶴岡の企業への“就活”に関する情報等を得ることができるほか、鶴岡の企業の方々と直接情報交換することもできます。 “鶴岡の企業を知ること” や “地元鶴岡へのUIターン就職・転職”、“鶴岡に住むライフスタイル”などを考える絶好の機会です。

また、同会場では専門の相談員による総合的なUIターン就職相談や、移住コーディネーターが就職以外の住宅や子育て、新規就農などの様々な相談に乗ります。さらに、UIターンサポートのエキスパート(株)キャリアクリエイトによる個別相談や、「地元就活セミナー」も開催します。

セミナーを通じた鶴岡の企業とのつながりが、鶴岡市へのUIターンに向けて歩み出すきっかけになるかもしれません。事前申し込みは不要ですので、直接、会場にお越しください。

開催日 : 平成30年2月9日(金曜日)

時 間 : 12:00~17:30

会 場 : タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀4-1-1)

 

※事前の参加申し込みはありませんが、当日ご来場いただいた際に、「受付カード」(企業担当者との懇談や就活ミニセミナー受講の際に使用)の記入をお願いします。

※「受付カード」は事前にこちらからダウンロードし、予め記入いただくことをお勧めします。

詳しくはこちらをご覧ください。

ー鶴岡地元就活応援セミナー参加特典ー

鶴岡地元就活応援セミナーに参加された方に、同日同会場で鶴岡市が主催する「新酒の地酒とワインを楽しむ会」(一般2,000円・学生1,000円)の無料招待券を進呈します。

宝島社『田舎暮らしの本』2018年2月号 「第6回 住みたい田舎ベストランキング」で東北第1位に!

新年明けましておめでとうございます。

いつも当サイトをご覧いただきまして、ありがとうございます。

本年も、移住•定住に関するお役立ち情報をはじめ、

地域情報などもどんどん発信していきたいと思います。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

さて、1月4日(木)発売の宝島社田舎暮らしの本 2月号』

「2018年版 住みたい田舎ベストランキング」が発表されました。

「住みたい田舎ベストランキング」は、2013年にスタートしました。

第6回目となる今回は、移住支援策、自然の豊かさ、医療、子育て、災害リスク、移住者数など含む194項目のアンケートに671自治体が回答。

人口10万人未満の「小さなまち」と、10万人以上の「大きなまち」にグループ分けランキングを発表しました。

鶴岡市は「大きなまちランキング」にて

【総合部門】  第8位

【若者世代が住みたい田舎部門】  第3位

【子育て世代が住みたい田舎部門】  第10位

【シニア世代が住みたい田舎部門】  第17位

 

東北エリアでは

【総合ランキング】 第1位

【若者世代が住みたい田舎】 第1位

【子育て世代が住みたい田舎】 第1位

【シニア世代が住みたい田舎】 第3位

をいただきました。

これからも移住•定住をお考えの皆様から

選ばれるまちになるよう、魅力的なまちづくりに取り組んでまいります。

 

詳しくはこちら⇒⇒宝島社『田舎暮らしの本』2018年2月号をご覧ください。

 

JOIN移住•交流&地域おこしフェアに鶴岡市も出展いたします!

 

日本最大級!約400団体が勢揃いする

JOIN移住•交流&地域おこしフェアに鶴岡市からも

移住相談ブースと地域おこし協力隊募集ブースに出展いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベント概要

■日時 : 2018年1月21日(日) 10:00~17:00

■場所 :東京ビッグサイト 西1ホール

■入場無料

印刷用PDFはこちらから・・・

詳しくはこちらから・・

 

 

 

昨年の様子

 

No.24-後編 起業するなら東京より地方で!そして世界へ

稲川さんのインタビューの後編です。

稲川琢磨さんは2016年に東京都よりIターンし、洋食に合う日本酒を開発し国内外で展開する会社を立ち上げました。後編では実際に鶴岡に来てからの暮らしの様子を伺います。前編はこちらから・・

 

より鶴岡らしい環境で暮らすということ。

 稲川さん:ある方に「せっかくこういう土地に引っ越してきたんだから、より鶴岡らしさを味わえる環境、東京とは違う方がいいじゃない」と言われて、確かにと思いました。この家は9DKで大きいんですよ。たぶん集落で一番大きい家なんですよね。合宿所みたいな雰囲気が良くて、昔ながらの家っていう感じだったので決めました。他の家も見たんですけど、正直言うと、「これだったら東京に住んでるのと変わらないじゃん」みたいなところが多かったんです。ここは田んぼの真ん中で、夏は眠れないくらいカエルの大合唱がすごいんです。冬は雪おろしが大変ではありますけど。

(鶴岡市郊外にあるお試し住宅 写真提供:稲川さん)

稲川さん:お試し住宅の期間が過ぎた今もずっと住んでますよ。実は、一年のうち夏場は海外飛び回っていたり、東京で売り込みをしたりしていて、鶴岡には1週間しかいられなかったりします。春夏は外に営業にいって、秋冬は鶴岡がメインで暮らしています。酒蔵さんも大体そうじゃないですか?春夏は外に売りに行って秋冬は造りに入る。人によっては田んぼやるっていいますよね。うちはベンチャー企業なので、売り込みしないとやっぱりなかなか広がっていかないんで、外貨稼いでくるのも僕にとって一つの仕事なんです。

(写真提供:稲川さん)

心のよりどころとなった地域と人との繋がり

稲川さん:家から近いコンビニみやざき(地域のお店)は僕の心のよりどころですよ。毎朝カツサンドと珈琲を買って、そこで会話するのが僕の日課なんです(笑)。あとは、日帰り温泉「ぼんぼ」です。「ぼんぼ」が無くなるかもしれないというとき、僕は相当シリアスに切羽詰まっていました。あの温泉が無くなったら僕の精神状態が崩れるなって。それぐらいお世話になっているので。温泉はいいですよね。近くに住む五十嵐大輔さんが凄く面倒をみてくれることもかなり助かっています。大輔さんの家に行って美味しいもの食べながら酒飲むことと、雪下ろしはもはや楽しみになってくるんですよ。

(冬の積雪 写真提供:稲川さん)

雪国ならではのコミュニケーション

 稲川さん:そうです(笑)。この集落では冬の土日に晴れると、雪おろしするタイミングが皆一緒で、わぁっとみんな屋根に出てくるんですよね。屋根の上コミュニケーションみたいなのがあって(笑)。「稲川さんそこからやると危ないよー」とか言われて。「そうですかー」って(笑)。それでも2回屋根から落ちてしまいました。でも2階の屋根から1階の屋根に落ちたんで、尻もちくらいでした。雪降ろしは2階の屋根と1階の屋根なので、合計面積は凄まじくて、めちゃくちゃ大変ですよ。みんな命綱をつけずに長靴じゃなくてかんじき履いてやっています。僕は長靴でやりましたけど。こんな感じで、僕はこの一年で鶴岡の人より鶴岡の人らしくなったんです。

都会にはない周りがサポートしてくれる仕組みがここにはある。

稲川さん:鶴岡にきて、WAKAZEのメンバーに「うまくいっているのは鶴岡に会社を移したことだ」って言われるんです。僕が鶴岡にきて会社がようやっと立ち上がった感じがするし、1年目どうしようか悩んでいた部分がかなり大きかったので、東京にいたら、たぶんらちがあかなかったと思います。鶴岡には、周りにサポートしてもらえる仕組みがあったなと思っています。それは行政的な補助金的な部分もそうだし、起業支援もたくさんありました。鶴岡市のビジジネスプランコンテストで優勝できたのもすごく大きな契機になりました。また、借り入れの部分で地方銀行さんはサポートが厚いと感じます。東京では、ベンチャー企業なんて相手にされないんですよ。よほどのスーパーベンチャーでない限り、一生相手にされないですよ。僕は気軽な気持ちで起業したわけじゃないですけど、やっていることはどちらかというと誰にでもできる事。他とは全然違って、超コア技術を持っている訳でもない。起業に対するハードルってもっと低くていいし、自己実現ができたらいいと思っているわけです。ですから、最初の資金ぐりのサポートが受けられたり、補助金があったり、地元のメディアにしっかりと取り上げてもらえたり、そういう立ち上げの時の後ろからサポートしてくれる仕組みは、本当に有難いと感じています。ベンチャー企業って最初立ち上がる時に、既存の企業と違って、うちみたいに新しいモデルっていうか、世の中に新しい仕事を作り出そうとしている人たちにとって、世の中に新しい価値を送り込むってすごく最初パワーがいるんです。

(鶴岡市ビジネスプランコンテスト受賞 写真提供:稲川さん)

稲川さん:競合が少ないっていうのもあると思います。ここの地域においては競合が激しくないので、その分言い方悪いですけど目立てるというか、いろんな人に知ってもらえるっていうのはありますよね。東京だったらメディア一つとっても、残念ながら大手のメディアさんに行っても相手にされないですからね。早くグラフ出してこいみたいな。わかりやすい面白さ。スピード感があってぽんぽんぽんと売り上げが上がって、その理由はこうこうこうなのね、わかりやすい、って読める方が楽しいんですよ。でもそういう資本主義的な流れには乗らない、文化的な仕事を僕らはしてるわけなんで、我々にとっては、いろんな人がサポートしてくれて、劇的にお金が儲かる仕事ではないけれど、社会的に意義があることをやりたいと思っていたら、こういう場所でやった方がいいなと思います。だからそういう人には鶴岡に移住する事をぜひお勧めしたい。あとはサイエンスパークがあるので、横のつながりでいろんな経営者から刺激を受けられるので、すごくいいなぁと思いました。ただ、サイエンスパーク以外でもっとベンチャーが増えないとだめだと僕は思ってます。なるべくビジネスプランコンテストなどで、いろんな支援をしていきたいなと思っています。そういう人たちが出てくるための。ライバルが増えて欲しいと思います。

(海外進出へ 写真提供:稲川さん)

日本酒の新しい市場を作り、いずれは海外で自社の蔵をもちたい。

稲川さん:そうですね、まず海外売り上げをしっかり伸ばして外貨を稼げるようになること。僕らは既存の酒蔵さんが売っているところでパイを取ってくるべきじゃないと思っていて、ベンチャー企業なので、新しいマーケットを作らなきゃいけないと思っています。マーケットで、東京ないし海外から外貨を稼いでくる。僕らにとったらある意味東京も外貨に近いわけですよね。県外という意味で。そういうところにもっと焦点をあてて、結果を残していきたいと思っています。

(海外での営業 写真提供:稲川さん)

稲川さん:それがしっかり安定してきたら、次のステップとして、海外で自社の蔵を持ちたいということと、もう一つは直営店を出して、2020年の東京オリンピック以降に向けてしっかりPRできる場所を持ちたい。そこで鶴岡も庄内として、今年庄内オードヴィーさんに作ってもらう予定なんですけど、庄内全体をしっかりPRしていきたいなと思っています。もっと人が来るようになったらいいなと思っています。ボルドーじゃないですけど、ボルドーってお酒を起点にしていろんな人たちが来る町じゃないですか。ワイナリーをめぐりに来るわけじゃないですか。庄内もそういう町になったらいいなって思っています。僕らだけでできることでは全くないんですけど、ただきっかけの一つとして、僕らをきっかけに庄内のことを知ってもらって、来たいと思える人が増えたらいいなと思っています。

 ここ鶴岡で起業の仲間、ライバルをもっと増やしたい。

稲川さん:鶴岡市は結構いろいろ整っていると思います。お試し住宅があり、すごい良かったなって思います。ものづくり補助金とか創業サポート補助金とか、山形若者チャレとか、仕事だけじゃなくて移住に関してプライベートな面でも補助金があったりとかしてすごく手厚いなぁと思いました。手を挙げる人に対しては比較的すっと手が差し伸べられているような環境にあるなと思いました。やりたいっていう意志をはっきり表示しておけば、いろいろなところでサポートが受けられるっていう感じはしました。

(WAKAZEのメンバーと 写真提供:稲川さん)

稲川さん:補助金に頼りすぎるのもあんまり良くないですけど、立ち上がりの時って結構つらいじゃないですか。あればあるほど助かりますよ。起業に対する敷居がもっと下がればいいなって思います。不安がっている人の背中をどんどん押すだけでもしょうがないと思うし、どちらかというと、やりたいと思う人が強い意志を持って、そこにサポートが付いてくるっていう、主従の関係が逆だとだめだと思うんですよね。よくありがちなのが、サポートの方だけ頑張っていて、どんどん行けって言っているのに全然前に進まない、みたいな。じゃなくて、やりたいって人が居たうえで、そこに対してサポートがあるっていうのがあるべき姿だと思うので。やりたいっていう人が増えることが先かなぁと思います。その意味では、やりたいと思った瞬間にそれを周りに発信したり、仲間を巻き込んだりとか、そういうことができるといいなぁと思うし、そういった意味で鶴岡信用金庫さんがやっている経営者塾っていうのは僕今月講師やるんですけど、そういうのがあったりとか。あとは池田さんが立ち上げたインキュベーション施設のような場所があったりとか、ビジネスプランコンテストがあったりとか。どんどんそういう仕組みができてきているんで、そういう仕組みをもっと増やしていくべきかなぁと思います。早くライバルが増えてほしいですね。

インタビュー前編はこちらから・・

(平成29年9月19日 インタビュー)

No.24-前編 起業するなら東京より地方で!そして世界へ

今回の移住者インタビューは2016年に東京都よりIターンしされた稲川琢磨さん(29歳)にお話しを伺いました。稲川さんは和歌山県生まれ、東京育ち。洋食に合う日本酒を開発し国内外で展開する会社を立ち上げました。

(写真提供:稲川さん)

稲川さん:母の実家が熊野古道の近くにある和歌山県新宮市で、海と山と川が全部あり、鶴岡に少し似ている所で、少年時代はよく母の実家に帰省して、野山を駆け回って遊んでいました。野山の風景に親しみながら育ち、海も山も好きだったので、鶴岡に来ることに対して一切違和感がなかったのかもしれません。

根底に残っているのは、子供の頃に五感で体験したこと。

稲川さん:間違いなくありますね。それがあったからこっちに来たいなと思ったんで。磯でカニとったり、山ではカブトムシ捕って幼虫育てたりとか、自然の豊かな場所の方が、東京にいるより好きでした。夏休みや冬休みだけではなく、週末も連れて行ってとお願いしていたように思います。親父もドライブが好きだったので、山梨までカブトムシ捕りに連れて行ってもらいましたね。懐かしいな。

 稲川さん:中学・高校は立教の付属だったんですが、僕、小学校の時、実は一番最初に池袋校に推薦だしてもらったんですよ。中学校は、複数あって、家から近い池袋校には行きたくなくて、1時間半かけて通学する埼玉県新座市の方を選んだんです。親も基本的に束縛はしないタイプなので自由奔放に中高時代は過ごしました。

(フランス留学のとき 写真提供:稲川さん)

稲川さん:もっと外に出て自分を変えたい、大学受験でワンステップ成長し、新しい世界を見たいと思いました。でも、第一志望の大学には合格できずに、相当凹み挫折を味わいました。そんな折、慶應の「ダブルディグリー」でフランスに留学できるプログラムを知り、それに参加しました。「ダブルディグリープログラム」とは、学位交換プログラムのことで、最初の2年間は慶應で、その後2年はフランスの大学、そしてまた2年は慶應に戻って、飛び級扱いで修士に入れるというものです。6年でフランスの学位と、慶應の修士がもらえるはずだったんですが、興味ある特定の分野とサッカーしかやらなかったので、フランスの単位は結局落としてしまいました(苦笑)。だいぶ怒られたんですけど、結局慶應の修士だけとり、命からがら卒業した感じでした。卒業後は、「ボストンコンサルティング」っていうコンサルタント会社に入って、2年過ごし、そこの会社辞めて東京の青山で起業したという訳です。

(フランス留学のとき 写真提供:稲川さん)

海外で暮らすと実感する日本人というアイデンティティー。

稲川さん:僕は起業したいっていう想いより、海外で暮らした時に、否が応でも日本人だなって思う瞬間が沢山あって、改めて日本に対するアイデンティティーを感じてきたんです。そういう中で、もっと日本のいいものが世の中に知られて、それによって幸せになる人がもっといるんじゃないかなと思い、それが何なんだろうってずっと考えてきたのですが、答えがなかったんです。

稲川さん:就職してからもずっとその答えを探していたんですが、就職して1年目の冬に、お給料が入ったので寿司屋に行ったんです。そこで飲んだお酒が凄くフルーティで美味しくてびっくりしたんです。その頃日本酒と言えば、体育会系の部活だったので、飲みつぶすために飲むようなお酒しか知りませんでした。雷がドーンと落ちた感じで、「日本酒だ!」と思いました。「自分もこれを作ってみたい、もっと面白いものが作れるんじゃないか」と思ったんですよ。でも、実際に一歩を踏み出すのって勇気がいるじゃないですか。とりあえずやってみて、起業するかどうか後で考えようかなと。既に誰かがやってるならそこにJoinするのもありかなと思ったんですが、結局僕の性格的なところと、そもそもそれをやっている人がいないところで起業することになった訳です。ビールやワインでしたら専業で委託醸造のメーカーでやっている所ってあるんですが、日本酒だとないんですよね。自分でナリワイを作っちゃおうってことでこれを始めたっていう感じです。コンサルタント会社にもいたので、うまく仲間を集めて一つプロジェクトをやってみようかなと思い、立ち上げたのが会社ではなく「WAKAZE」というチームだったんですよね。それが原点です。2014年12月に思いついて、2015年1月に5名でチームを結成して、そのプロジェクトを始めました。

 

(WAKAZEのメンバーと 写真提供:稲川さん)

稲川さん:酒蔵でつくってもらったお酒のプロモーションをクラウドファンディングしたところすごく盛り上がったんです。さらに次のステップとして海外輸出を検討していたところ、経産省の「MORETHANプロジェクト」に選ばれたんです。「海外向けのお酒を造って販売していったら面白いんじゃないか、将来は蔵を持ちたいね」って話をしていたんです。でも日本の今のルールだと蔵を持てない、新規の免許は一切下りないんですよね、それなら委託醸造でやろうかと思ったのですが、会社を辞めてリスクとってまでやる人は、僕くらいしかいなかったんですよ。それで僕が2015年10月に会社を辞めて、2016年1月に起業したっていう経緯です。

「鶴岡でやりたい!」と自分の中に雷が落ちた。

稲川さん:最初は会社を東京に設立したんですが、酒蔵の近くにあった方がいいと思い始めました。委託醸造で酒蔵を持たずにメーカーになること自体が日本酒の業界では誰もやらないことで、実は結構行き詰まっていたんですね。酒造りって、生産者の近くでやらなきゃいけないし、委託醸造だともっと現場を見ながらやりたいという思いもありました。一度、酒蔵さんにお酒を造ってもらったんですが、ベンチャーでお酒を造るんだったらもっとイノベーションが必要だなと思いました。うちのお酒はその頃、普通のお酒で、それぞれの四季にあった造り方にこだわった「WAKAZE四季酒」というコンセプトは面白かったんですけどね。もっと面白いものが作れないかなぁと思っていたときに、ある人に「鶴岡」という所があるよと教えてもらったんです。前々から面白いなぁとちょっと興味はあったんですよ。慶應大学がそういうのを推進しているっていう話も聞いたんで、とりあえず行ってみようかなって。1泊2日でサイエンスパークをめぐるツアーに同行させてもらって初めて来たんです。それが昨年の4月くらい。その頃は一人でやっていて、その冬の酒造りに向けてどこに移住してやろうかと考えていた時でした。

 

稲川さん:夜の飲み会の席で「オーク樽でねかせた日本酒を作りたい!」とプレゼンしたんです。そしたら周りの人が「面白いじゃんそれ、やっちゃいなよ」と。隣で飲んでいたおじさんにも「You鶴岡来ちゃいなよ!!」って言われて、その場で僕は「じゃぁ来ちゃいまーす!!」と宣言して、来ることを決めたんです。自分の中に雷が落ちたんですよ。「鶴岡っていい場所だなぁって。ここでやりたい!」って。

紆余曲折のあったスタート。

 稲川さん:4月に来たいと思い、5月に情報収集のために鶴岡を訪れ、いろいろな人を紹介してもらい6月に完全に移住し、7月には登記場所も鶴岡市に移してそこからようやく会社としてスタートしました。でもその頃会社は、どこかに委託先があったかとか、商品の開発の目途が立っていたかというとゼロだったんです。「これでどうするんだよ?」みたいな感じで、この頃は本当に悶々としていました。酒蔵さんを回ってもことごとく断られましたね。自分が造りたいお酒がオーク樽でねかせたり、白麹を使ったり、普通の日本酒じゃやらないので難しかったようです。

(鶴岡の酒蔵さんと 写真提供:稲川さん)

稲川さん:たまたま入った駅前の地酒バーの店長さんにやりたいことを語って、そこから大山の酒蔵さんを紹介していただいたんですが、一度目はなかなか難しく、二度目は本気でぶつかり、ようやくなんとか一緒にやっていただけることになりました。それが8月で、その後9月にクラウドファンディングを始める準備をして、ようやく話が固まり始めました。

(写真提供:稲川さん)

稲川さん:でもそれからも樽の仕入れのことで、紆余曲折ありました。日本で今ウイスキーの需要がすごく伸びていて、そのおかげでワインの樽がかなり不足していて、樽がなかなか手に入らないうえ、価格も高騰しているんです。日本中駆けずり回って、いろんなワイナリーに行ったんですが断られまくり、最終的にはあるワイナリーのところで受けてもらえるという話になったんですが、直前になり、「やっぱりダメです。」みたいにひっくり返ってしまい、激震ですよね。どうしようもなくなってしまったのですが、知人の醸造家さんを通して山梨のワイナリーに行き、自分の夢を語って理解してもらい、ようやく手に入れました。

一番苦しかったのはゼロから一のところ。

稲川さん:今年は昨年に比べたら、一度実績を作っていたので、大分やりやすいと感じています。やはりゼロから一のところが一番苦しかったです。「こいつらほんとに買えるの?お金払えるの?」って思われてすごい大変でした。でも理解してくれる人や夢に投資してもらえる人達が出てきて、それでようやく形になりました。クラウドファンディングで600人から支援してもらい435万円集めて販売をようやくスタートできるところに立ったという感じです。

(写真提供:稲川さん)

稲川さん:去年1年は一人で結構しんどい時期は多かったです。しかも事務所には窓が無いので、最初はちょっと鬱になりがちだったんです。気持ちはやっぱ滅入りますよね。でもクラウドファンディングをやり始めたときは、必死なので、その頃はつらいとか通り越して、やるしかないみたいな感じでした。結果もかなり出たのでよかったんですよね。やりがいが出始める前の、悶々と考えたり、動いてもうまくいかない時期が一番しんどかったなぁと思います。

稲川さん:都会で起業するより、地方に来て起業する方がいいと思うんです。都会で、帰りたいけど仕事無いって皆さんいいますが、こうやって自分で仕事起こしてやるっていう人もいるよと知らせたいです。その場所としてこういう地方を選ぶ選択もあると。苦しい面も知らせたいし、そういうところをどうしてきたのか、1回実績を作ってるので経験をもとに伝えたいです。

続きはこちらで・・ 後編

 

 

 

 

【募集開始】帰省ついでにつながり作らない?『鶴岡帰省者忘年会』

年末の帰省ついでに、今の鶴岡を知ってみませんか?

↓↓こんな方は是非ご参加ください!!↓↓

・年末帰省するけど何か面白いことないかな?

・鶴岡で新しい友達をつくりたい!

・将来UIターンを考えている、悩んでいる。

・離れていても鶴岡と関わりを持ちたい。

・帰省した人と話したい!つながりを作りたい。

・鶴岡とは全く関わりないけど気になる。

・鶴岡のことをもっと知りたい。

イベント概要

■日時 : 2017年12月30日(土) 15:00~18:30

■場所 :鶴岡DaDa(旧セントル) 住所 鶴岡市本町1―7―45
※会場に駐車場はございません。近くの駐車場をご利用下さい。

■参加費:事例発表のみの方は無料
■交流会費2,500円

■対象者:20歳~おおむね40歳
■主催:鶴岡市
■企画運営:鶴岡ナリワイプロジェクト

※FBイベントページの参加するボタンでは受付されません。専用の申込フォームからのお申し込みお願い致します。
申し込みフォームはコチラ↓↓↓
https://docs.google.com/forms/d/1Aa9HM1N5Oy2HUX8rHQQBnrwOV_7o2ECg0mAC_S4gbH8/edit

◆プログラム◆
◎15:00~16:30 忘年会/無料
15:00~ 開会  自己紹介タイム
15:30~ 「鶴岡は今」をテーマに4名のプレゼン
16:30~ プレゼン終了

◎交流会/2,500円
16:45~ START
18:30  CLOSE

このイベントでは、鶴岡で多種多様なお仕事、生き方をされている方々から、鶴岡の今をお話いただきます。あなたが鶴岡を離れたときと、今の鶴岡、かなり変わっていますよ!

◆お問い合わせ◆
▽受託運営先:鶴岡ナリワイプロジェクト
Mail nariwaikoubou@gmail.com
Tel 070-4319-6996(平日9時~17時)

▽鶴岡市地域振興課 Tel 0235-25-2111(代表)
(この事業は、移住定住促進のための、「鶴岡市の若者のしごと・ナリワイスモール起業促進事業」の一環として行われます。

印刷用PDFはこちらから・・