【フィールドワーク秋編】鶴岡の「美しい自然」と「地域の人」に出会う。
鶴岡で暮らすイメージが出来たら、ぐっと移住が現実的に考えられると思います。そこに行きつくまでの、きっかけづくりである「UIターンサポートプログラム」。観光や旅行では知りえない、ディープな鶴岡の魅力や、地域で輝く人と出会える1泊2日のフィールドワークです。
秋は一年の中でも特に、食材が豊富な季節です。お米、庄内柿、梨、ぶどう、きのこ、地魚、秋野菜が旬を迎えます。今回のフィールドは、市街地から車で約40分の温海地域です。海、山、温泉を有し、豊かな文化が色濃く残っています。地域をまるごと体験できる、プログラムを企画しました。
フィールドワークに参加して、暮らしの一部を体験してもらい、少しでも鶴岡が好きになって「また来たいな。」「またあの人に会いたいな。」なんて思ってもらえたら嬉しいです。
【過去のイベントレポートはこちらから】
イベント概要
日時
2023年11月11日(土)~11月12日(日)
参加費(2日間の食事代、宿泊代)
おとな1名:7,000円
高校生・大学生:6,000円
中学生以下:3,500円
※ご自宅から鶴岡駅までの往復の交通費は自己負担となります。
※3日前までキャンセル無料。2日~1日前は50%、当日キャンセルは100%頂戴します。
お申し込み方法
Googleフォーム
締切:11月5日(日)
定員
10名
こんな人におすすめ
- 地方と繋がりを作りたい方
- 鶴岡暮らしに興味がある方
- ぼんやりと地方移住を考えている方
- 鶴岡で子育てしたい方
- 鶴岡に帰ってきたい方
- 移住したいけど、知り合いが居なくて不安な方
イベントスケジュール
スケジュール DAY1 ー鼠ヶ関地域ー
鼠ヶ関地域とは・・・
鼠ヶ関は鶴岡市と新潟県村上市の県境に位置する港町です。源義経ゆかりの地であり、古くから漁港や北前舟の寄港地、関所など、重要な拠点と位置付けられてきました。イカ・カニなどの海鮮料理やお寿司が楽しめたり、年間を通して海釣りや、夏は海水浴場、キャンプ場としてもにぎわっています。
あつみ観光協会 鼠ヶ関紹介
10:30 | 鶴岡駅集合 バス移動 |
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12:00 | 鼠ヶ関でランチ |
13:00 | 地域の散策とアクティビティ ・イカの一夜干し体験 ・県境で反復横跳び ・イカ墨書道 |
17:00 | 夕食準備 |
19:00 | 夕食・交流会 |
20:30 | フリータイム |
【鶴岡在住のゲスト】
自然体験温海コーディネット/Green Blue あつみ
鼠ヶ関に拠点を構え、温海地区全体で自然体験プログラムを展開しています。鼠ヶ関ではシーカヤック体験、イカの一夜干し体験、ビーチコーミングなど、個人から団体まで幅広く受入れをして活動しています。
https://gb-atsumi.jp/
★事務局の冨樫繁朋さん(Uターン移住)の移住者インタビュー前編/後編
イカの一夜干し&イカ墨書道
日本海で水揚げされたスルメイカを捌いて、イカの一夜干しを作ります。鼠ヶ関のイカの一夜干しは、昔からとっても美味しいと言われおり、イカがズラーっと干されている景色は鼠ヶ関の風物詩です。
「どうやって水揚げされているのか」「なぜ一夜干しするのか」知らないことも多いものです。
イカに[くちばし]や[ボタン]があるなんて想像もつきませんよね。
「浜の食文化のことは浜の人達に教わるのが一番!」ということで、地元のインストラクターに教えていただきます。(引用:Green BlueあつみHP)
スペシャルアクティビティ★県境反復横跳び
山形県鶴岡市鼠ヶ関は、新潟県村上市伊呉野との県境がある地域です。今年6月にWBHA(世界境目で反復横跳び協会)主催の「第1回 世界境目で反復横跳び大会in羽越」が開催されたばかりの場所で、反復横跳びにチャレンジしていただきます♪ 現在、世界第一位の記録は114ポイント。このポイントを超える挑戦者はいるのでしょうか・・・
【宿泊施設】
ふる里ふれあい村 楯山荘
かつてここは、村の子どもたちの笑顔であふれる小学校でした。
百余年の歳月を刻み、児童減少のために廃校となった後も村のみんなにとって、想い出の詰まった大切な場所。「ここに誰もが集える“ふる里“にできないだろうか?」そんな思いに共感した村の有志が立ち上がり、平成元年、郷愁を感じさせる木造校舎のぬくもりをそのままに宿泊施設「ふる里ふれあい村 楯山荘」として生まれ変わりました。(ふる里ふれあい村楯山より引用)https://www.tateyamasou.com/
スケジュール DAY2 ー木野俣地域ー
摩耶山麓に位置する中山間地域で、約50世帯、150人程度が暮らしています。冬には2ⅿほどの積雪となり、山では美味しい山菜や茸が採れ、雪国の生活が今も息づいています。近年では地域おこし協力隊を積極的に受け入れたり、老人クラブを母体とした木野俣いきいき隊が結成したり、暮らしの生きがい作りに取り組んでいます。
7:30 | 朝食 |
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9:00 | 木野俣地域を散策 |
10:00 | 温海かぶ収穫体験&かぶ漬け体験 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 振り返り |
16:00 | 鶴岡駅 解散 |
【鶴岡在住のゲスト】
五十嵐 正直 さん/木野俣自治会いきいき隊
地域コミュニティーの推進、地域資源を生かした高齢者の生きがいづくり、生活環境の整備といった地域課題に取り組む主体として 2011 年に設立。現在はグリーンツーリズムに取り組んだり、山菜収穫・あつみカブの栽培・養蚕等を行っている。2022年には旧保育園を活用して食堂「よれっちゃ福栄」を立上げ、地域のおかあさんの味を提供している。
▶五十嵐さんのインタビューはこちら
【温海かぶ】
「温海かぶ」は鶴岡市の山間部、一霞地区(旧・温海町一霞)を中心に、昔ながらの伝統的な焼畑農法によって栽培されている在来野菜です。西洋かぶの一種で、400年近い栽培の歴史を持っています。
集落では古くから温海かぶの種の純度を保つため、温海かぶ以外のアブラナ属植物を植えないという決まりごとを長い間守り続けてきました。こうして自家採取された種を蒔く準備が始まるのは、7月に入ってから。伐採跡地など山の急斜面の下草を刈り取り、刈った草や木が充分乾燥するのを待って8月の旧盆あたりを目安に、炎天下のもと焼畑が行われます。【引用】食の都庄内シリーズ 温海かぶがあなたに届くまで
注意事項
備考
- 鶴岡駅までの往復の交通費は自己負担となります。
- 参加費は宿泊費(おとな2,500円、高校生・大学生2,000円、中学生以下1,500円)、食事代(2日間4食分、おとな4,500円、高校生・大学生4,000円、中学生以下3,500円)となります。
その他、プログラム参加費や保険料はかかりません。
- ご家族、お子様連れでの参加も歓迎です。託児はございませんので、保護者の責任のもとご参加ください。
- 11月11日(土)の宿泊先は鶴岡市温海地区にある 「ふる里ふれあい村 楯山荘」 となります。
※旧小学校を改装した宿泊施設で、基本的には男女分かれて大部屋での宿泊となります。また、素泊まりとなるため1日目の夕食、2日目の朝食は1日目の夕方に買い出しに行き、みんなで調理して食卓囲みます。
- 両日とも昼食は主催者側で用意します。(アレルギーなどがございましたら、予めお知らせください。可能な範囲で対応いたします。)
- プログラム内容は変更になる可能性がございます。
- 台風などで荒天が予想される場合、開催を中止する可能性がございます。
持ち物
- 1泊2日の着替え
1日目の鼠ヶ関は海に面した地域で、風もあります。また、スペシャルアクティビティー「県境で反復横跳び」では汗をかくので、体温調整がしやすく、防寒もできる服装がおススメです。 - 防寒対策
朝晩は冷え込む季節ですので、ダウンジャケットやネックウォーマー、カイロ、手袋、帽子、厚手の靴下など準備があると良いかもしれません。 - アメニティーグッズ(歯ブラシ、洗面用具、シャンプー類、バスタオルなど)
宿泊先の楯山荘にはアメニティーグッズの用意がありませんので各自でご準備ください。 - 雨具
小雨でも散策は行いますので、レインウェアや折り畳み傘があると便利です。 - 飲み物
寒い時期も、こまめに水分補給を行いましょう。多めにご持参ください。 - 歩きやすい靴
2日間とも、地域内を1時間ほど歩きます。2日目には畑に入るので、汚れがあまり気にならず、歩きやすい靴がおススメです。スニーカーやハイカットの靴、レインブーツなど 。
こんなメンバーが企画・運営しています
Sukedachi Creative 庄内
地域活動する人たちをサポートする中間支援団体です。行政職員、大学教員、会社役員、地域おこし協力隊OBなど多様な背景を持つメンバーが在籍しています。
地域おこし協力隊や地域づくり活動をする人たち、”地域のこれから”に関心がある人たちへ向けてた研修会やワークショップ、フォーラムを企画運営しています。
佐久間 麻都香/柿守人、1blue株式会社 取締役/宮城県出身
山形大学農学部卒業後、青年海外協力隊としてアフリカに渡航し稲作の新品種の普及活動に従事。現在は、空き家をリフォームしてヤギなどの動物と暮らす。柿の葉茶や庄内柿、庄内産ナチュラルバー「SHONAI SPECIAL」の製造/販売などを行っている。
青木 啓介/山形県職員/山形県庄内町出身
イベント企画運営やワークショップのファシリテーションなど、地域を駆け回りながら地域おこし協力隊と地域づくり活動の支援に注力。その他、公務員の有志で「公務員 shift プロジェクト」の立ち上げや、私生活では2児のパパであり、「庄内パパトーーク」を開催する。
田口 比呂貴/大鳥てんご主宰/大阪府出身
2013年に地域おこし協力隊として鶴岡市大鳥地区に着任。山奥の集落で草刈りや雪下ろし、除雪、農作業の手伝いなどの地域の仕事に従事する傍ら、「大鳥てんご」で山菜などのオンライン販売や民族調査、狩猟を行う。
著書:「大鳥民俗誌ー大鳥の輪郭ー」
桒原 良樹/山形大学農学部准教授
東京農工大学で農業土木を専攻。在学中から地域おこし協力隊の研究に励む。就業がキッカケで鶴岡へ移住。現在は、山形大学農学部にて、地域活性化に向けて地域資源の活用に関する研究に取り組んでいる。地域おこし協力隊の研究も継続している。
お問合せ先
Sukedachi Creative庄内
MAIL:sukedachishonai@gmail.com
担当:田口 比呂貴
※メールの件名は「ちょうどいい鶴岡と自分の関わり方を見つける旅についての問い合わせ」とご明記ください。
主催:鶴岡市地域振興課/企画運営:Sukedachi Creative庄内